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MRJ試験6号機、年内製造開始へ 水谷社長「スケジュールしんどくなる」

6/22(木) 0:31配信

Aviation Wire

 三菱航空機の水谷久和社長は現地時間6月21日、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験機について、6機目の製造を年内に始める意向を示した。第52回パリ航空ショーが開かれているル・ブルジェ空港で、Aviation Wireの単独インタビューに応じた。

 MRJの飛行試験機は現在5機。初号機(登録番号JA21MJ)から4号機(JA24MJ)までの4機は、米国の飛行試験拠点であるモーゼスレイクで試験を実施しており、5号機(JA25MJ)は県営名古屋空港に隣接する最終組立工場で、地上試験などに使われている。

 パリ航空ショーには、アビオニクス試験とオートパイロット(自動操縦)試験、飛行特性試験を実施している3号機(JA23MJ)を出展。米国で全日本空輸(ANA/NH)のカラーリングに塗り直して持ち込んだ。

 水谷社長は新たな飛行試験機について、「今年のしかるべき時期には製造に着手しないと、デリバリー(引き渡し)スケジュールがしんどくなる」と述べた。

 現在の納期は2020年半ばを計画。2020年初頭までに、機体の安全性を国が証明する型式証明(TC)の取得を目指す。6号機は現在進めている設計変更を反映し、TC取得に向けた飛行試験を米国で進めていく。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:6/22(木) 0:31
Aviation Wire