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【中国】都市部4人に1人が消費拡大へ、人民銀調査

6/22(木) 11:30配信

NNA

 中国人民銀行(中央銀行)が20日に発表した第2四半期(4~6月)の都市部預金者調査によると、預金者の25.4%が消費を今後拡大していく意向を示した。前期の同割合を1.6ポイント上回り、都市部住民の消費への積極性が高まっていることがうかがえる。
 一方、預金を増やす意向を示した人は42.8%で、前期比0.4ポイント拡大。投資を増やすとした人の割合は31.8%にとどまり、前期を2.1ポイント下回った。
 今後3カ月に支出を増やす準備がある分野は、観光が33.6%で最も多かった。以下は教育(26.2%)、医療保健(23.6%)、高額商品(23.3%)、住宅購入(23.1%)、社交・娯楽(18.3%)、保険(14.6%)が続いた。
 第3四半期(7~9月)の住宅価格の見通しについては、「値上がりする」と考えている人が31.2%に上り、前期を4ポイント上回った。「値下がりする」との予想は9.6%にとどまり、46.1%は「おおむね変わらない」との見方だった。
 ■企業34%が「景気悪い」
 人民銀が同日発表した第2四半期の企業家調査では、足元の経済状況について「冷え込んでいる」との回答が34.4%を占めた。「過熱している」は2.3%で、「正常」が63.4%だった。「過熱」と「正常」の割合を基に算出する「経済熱度指数」は34となり、前期から2.7ポイント上昇した。
 各社の経営状況については、「比較的良い」が24.4%、「普通」が60.3%、「比較的悪い」が15.2%だった。36.4%の企業は前期に比べ「増益または赤字縮小」となり、「減益または赤字拡大」の24.2%を上回っている。
 各社の受注状況を見ると、前期に比べ国内向けは「増加」が21.1%、「減少」が20%、海外向けは「増加」が21.7%、「減少」が20.9%となっている。
 都市部預金者調査は全国50都市の2万人、企業家調査は全国の工業企業5,000社余りを対象に行われた。

最終更新:6/22(木) 11:30
NNA