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スリランカ、隣国インドのような喧噪なく 絶好のバケーション・スポット

6/24(土) 14:10配信

THE PAGE

 僕の最も好きな国の一つ、スリランカ。初めてその地を踏んだときから魅せられて、インドに住んでいた頃によく訪れたものだ。

フォトジャーナル<スリランカの旅>- 高橋邦典 第47回

 インドの南、海を隔ててわずか20キロほどの目と鼻の先。タミル系も多く、人種的にもそう南インドと変わらないというのに、両国には随分と大きな違いがある。人口が少ないから、スリランカにはインドのような滅茶苦茶な喧騒はない。ホテルやレストランでのサービスもしっかりしているし、ゴミのポイ捨てもほとんどなくて街がきれい。インドを悪くいうつもりはないが、たかだかこれ程の距離で、どうしてここまで居心地が良くなるんだ? という疑問をいつも抱いていた。

 仏教の国だからだ、とスリランカ人はいうが、やはり教育のせいだろう。子供の就学率や成人の識字率も、インドを大きく上回る。教育や道徳が行き届く国ほど、社会は成熟するということだ。

 インド生活のストレスから逃れたいとか、スリランカは絶好のバケーション・スポットだった。遠いカナダに居を移した今でも、休暇といえば真っ先に頭に浮かぶ国々の一つである。

(2011年11月/2016年1月撮影)

※この記事はTHE PAGEの写真家・高橋邦典氏による連載「フォトジャーナル<スリランカの旅>」の一部を抜粋したものです。

最終更新:6/29(木) 6:06
THE PAGE