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鴻海会長、東芝半導体入札は「ハイテクの大ペテン」 買収に自信/台湾

6/22(木) 19:11配信

中央社フォーカス台湾

(台北 22日 中央社)鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長(会長)は22日、東芝の半導体子会社「東芝メモリ」売却の入札に関して、「ハイテクの大ペテンだ」と述べ、私怨で買収を妨害されたとして経済産業省幹部を名指しで非難した。買収については「5割以上の自信がある」とし、意欲を示した。

売却先を巡り、東芝は21日、官民ファンドの産業革新機構を中心とする「日米韓連合」を優先交渉相手に選んだと発表。鴻海も名乗りを上げていたが、国外への技術流出を懸念し、日本政府が難色を示していた。

郭会長は、鴻海による買収で技術が流出するという証拠はどこにもないと反論。また、日米韓連合の資金こそ問題があると指摘した。

郭会長は、シャープ買収時に経産省幹部の指示に従わなかったために、この幹部が私怨で今回の買収を妨害しようとしていると不満を吐露。特定の官僚が私怨のために東芝を不可知の未来に向かわせようとしていると批判した。

鴻海はこの日午前、新北市の本社で株主総会を開催。午後に郭会長自ら記者会見を行った。

(鍾栄峰/編集:名切千絵)