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【台湾】三陽工業、中国とベトナムで電動バイク生産

6/22(木) 11:30配信

NNA

 自動二輪車大手、三陽工業(SYM)の呉清源・董事長代理は20日、中国とベトナムで電動バイク2車種の生産を始めたことを明らかにした。台湾を含む3カ国・地域での生産体制を確立し、海外での販売拡大を狙う。
 中央通信社などによると、同社は近年、海外販売を強化しており、台湾のほか、欧州や東南アジア諸国連合(ASEAN)、中南米、アフリカなど80を超える国・地域に自動二輪車を輸出している。しかし世界シェアはわずか1%と低迷。このため呉董事長は「市場にはあと99%の潜在需要がある」と述べ、新たに海外オペレーション本部を設けて、海外向け販売の押し上げを図る考えを示した。2019年にも効果が出るとみている。
 呉董事長代理はまた、電動スクーター「Gogoro Smartscooter(ゴゴロ・スマートスクーター)」を手掛けるベンチャー、睿能創意(ゴゴロ)が近年、台湾でシェアを大きく伸ばしていることについて触れ、「当社は20年前に台湾政府系シンクタンクの工業技術研究所(工研院、ITRI)と組んで台湾初の電動バイクを開発した。我々の技術力をもってすれば、ゴゴロと同水準の製品を開発することは難しくない」と力説した。
 三陽は20日に開いた株主総会で、呉氏を新たな董事長に任命。呉氏は張宏嘉氏が今年3月に董事長職を辞任したことを受けて、トップを代行していた。今後、董事会(取締役会)での承認を経て、正式に就任する見通し。

最終更新:6/22(木) 11:30
NNA