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<小野大輔>「宇宙戦艦ヤマト2202」の発進シーンに込めた思い 「背負ったな」

6/23(金) 11:00配信

まんたんウェブ

 人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の最新作「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」シリーズの第2章「発進篇」が、24日から劇場上映される。「宇宙戦艦ヤマト」のリメーク版「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編で、第2章では、ついにヤマトが発進する。「2199」から引き続き主人公・古代進の声優を務める小野大輔さんに発進シーンへの思いや第2章の見どころを聞いた。

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 ◇中間管理職のやり場のない怒りに共感

 ――第2章「発進篇」の公開前に感じていることを教えてください。

 第1章「嚆矢篇」は、なぜ古代たちがヤマトに乗らなければならないか?という葛藤を描いていたと思います。ですから、この第2章が本当の意味での旅立ちになります。ようやくというか、ついにヤマトが宇宙に飛び立つということで、この第1章から第2章になる時点ですでにカタルシスが生まれているわけですね。僕自身も、やっと旅立てるなという気持ちを、この第2章になって感じています。

 ――「2199」のときは、地球を救うという使命がありましたが、今回は自らの意思で発進します。

 「2199」のときは、たしかに「やらなきゃいけない」という使命感に動かされていた部分もあったと思うんです。でも、今回はあくまでも自分たちの意思で集まり、発進するという点が違いますね。もちろん、自分が大切に思っている人に呼ばれたという部分はありますが、「オレはやるんだ」というそれぞれの強い意志を感じます。

 ――古代自身は悩むことになります。

 自分の知らないところで進められていた、地球の現実の姿に対する憤りですね。「2199」では、「異星人との間でも分かりあえる」という心境に達した古代ですが、その思いは理屈ではなく、彼が肌で感じた部分だと思うんです。それだけに、同じ地球人同士なのになぜ分かりあえないのか。そういうもどかしさはあったでしょうね。

 (シリーズ構成と脚本を担当する)福井(晴敏)さんも、今回の「2202」の脚本には、現代的な人間関係などを反映させたいとおっしゃっていました。それが如実に感じられる部分と言っていいでしょうね。今年39歳の僕や、少し上の年齢の方だとそれが痛いほど感じられるんじゃないでしょうか。ちょうど組織の中では中間管理職についているような年代ですから、その悲哀、あるいはうまくいかない社会においての自分のあり方。そういうやり場のない怒りみたいなものは古代も感じていると思います。同じような気持ちは、僕と同じ、あるいはもっと上の世代のヤマトファンなら見て共感してもらえるかもしれません。

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最終更新:6/23(金) 11:00
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