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文大統領 北朝鮮核で中国の役割強調=日本は歴史問題で「努力不足」

6/22(木) 20:48配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日、青瓦台(大統領府)で行われたロイター通信とのインタビューで「トランプ米大統領が北核問題を(解決すべき)最優先事項に置き続ければ、韓米は北核危機を解決できる」とし、「北は遠くない将来に米本土を攻撃できる核を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)を配備する技術を手に入れることになると確信している」と話した。

 また「トランプ大統領が北核問題を外交アジェンダ(課題)として最優先する決断をしてくれたことは非常にうれしい」とした上で、「両国首脳が北(の問題)を優先したことは、北核問題が解決される可能性を高めるだろう」と期待を込めた。

 対北朝鮮制裁については、「北がICBMを試射したり、6回目の核実験を強行したりすれば、強い制裁が課せられなければならない」との考えを示した。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との首脳会談の可能性については、「会うためのいかなる努力も進めていない」とし、「非核化に向け意味のある結果が保証された場合に限り、会えるだろう」と強調した。

 中国に対しては「さらなる挑発を北が行わないよう抑止する努力をしていると信じるが、まだ体感できるほどの結果は得られていない」とし、中国には北朝鮮問題における危機解決のために、より大きい役割を果たす余地があると指摘した。

 また「中国は北にとって唯一の友好的な国で、北に多くの経済的支援を提供する国」とし、「中国の協力なしには制裁は決して効力を持たないだろう」と強調した。

 米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反発した中国が韓国企業に対して報復措置を取っている問題については、来月の20カ国・地域(G20)首脳会議で中国の習近平国家主席と会談することを希望するとした上で、「習主席に(韓国企業が中国で受けている)全ての報復措置を解除してほしいと要請する。これは避けられない議題」との姿勢を示した。

 またG20首脳会議では習主席のほか日本の安倍晋三首相、ロシアのプーチン大統領など、各国の首脳と会談する機会を最大限に設け、北朝鮮核問題に関する議論を主な議題に引き上げることを目指すと伝えた。

 日本との関係については、「北に対して日本とさらにレベルの高い情報共有を希望する」としながらも、「日本の軍備増強に対して懸念している」と述べた。

 また「日本が過去の歴史を振り返り、そのような行為が決して再び起きてはならないという固い決心を見せることができれば、韓国はもちろん多くのアジア諸国との関係がさらに進展すると信じる」と強調した。

 旧日本軍の慰安婦問題を巡る韓日合意については、「多くの韓国人が受け入れられずにいる」として否定的な見解を示した。さらに「日本は両国の過去の歴史問題を解決するために最善の努力をしない」と批判し、独島問題についても、「日本は(領有権を)ずっと主張している」と指摘した。

最終更新:6/22(木) 20:48
聯合ニュース