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北野武の映画愛にカトリーヌ・ドヌーヴら喝采、フランス映画祭開幕

6/22(木) 22:01配信

映画ナタリー

フランス映画祭2017のオープニングセレモニーが本日6月22日、東京・TOHOシネマズ 日劇で行われた。

【写真】フランス映画祭2017の団長を務めるカトリーヌ・ドヌーヴ。(他24枚)

舞台挨拶では、まず本映画祭の団長カトリーヌ・ドヌーヴの出演作をまとめたトリビュート映像が上映される。数々の作品のダイジェストに観客が魅了される中、ドヌーヴは喝采を浴びながら登壇。そして上映ラインナップに並ぶ11本の新作のうち4本が女性監督の作品であることに触れ、「これは重い意味を持ち、新しいことでもあります。私はこのチョイスに賛同します」とメッセージを伝えた。

続いてほかのゲストたちも壇上へ。ドヌーヴが主演を務めた「ルージュの手紙」の監督マルタン・プロヴォ、「エル ELLE」の監督ポール・ヴァーホーヴェンと主演女優イザベル・ユペール、「エタニティ 永遠の花たちへ」の監督トラン・アン・ユン、「夜明けの祈り」の監督アンヌ・フォンテーヌと出演女優ルー・ドゥ・ラージュら来日ゲスト10名がステージ上に勢ぞろいした。

また、本映画祭の親善大使として北野武も駆け付けた。監督作「菊次郎の夏」が第52回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されたほか、2度にわたりフランス芸術文化勲章を受章するなど、フランスと縁の深い北野。登場するなり「安倍晋三です」と名乗ると時事ネタを交えたブラックジョークで挨拶し、日本語からフランス語への通訳中ににんまりと笑ってみせる。

再びマイクを握ると、北野は「私にとってフランス映画はジャン・ギャバンからはじまり、セルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキンの『ガラスの墓標』、カトリーヌ・ドヌーヴの『昼顔』『シェルブールの雨傘』……本当に影響を受けています」と感嘆。そして「映画というのは観終わったあとに恋人や友人同士で語り合い、観方を教え合うという役目がある。フランス映画は一番語りやすく、また難しくもある」と続け、最後に「フランス映画祭が25回目を迎えたのはめでたいことであり、こうして私も挨拶させてもらえて光栄です」と結び会場に大きな拍手を巻き起こした。

フランス映画祭2017は、東京・TOHOシネマズ 日劇と有楽町朝日ホールで6月25日まで開催。上映スケジュールなど詳細は映画祭の公式サイトで確認を。

フランス映画祭2017
2017年6月22日(木)~25日(日)東京都 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇
<上映作品>
「エル ELLE」
「エタニティ 永遠の花たちへ」
「愛を綴る女」
「ルージュの手紙」
「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」
「Raw(英題)」
「チェイサー(1978年)」
「夜明けの祈り」
「セザンヌと過ごした時間」
「ポリーナ、私を踊る」
「あさがくるまえに」
「パリは今夜も開演中」ほか

最終更新:6/22(木) 22:01
映画ナタリー