ここから本文です

6次化商品首都圏に 銀嶺食品(福島)丸果と業務提携

6/22(木) 11:17配信

福島民報

 福島市の銀嶺食品は市内の青果物物流業「丸果中央商事」と業務提携を結び、6次化商品の販売網を首都圏に広げる。銀嶺の加工品を丸果の流通網に乗せ販売する。これまで県内のみだった販路を県外に広げ、県産品の魅力と優れた品質をアピールする。21日、両社が業務提携締結を発表した。
 銀嶺はこれまで、JAふくしま未来と連携しブランド「未来彩(みらいろ)」を立ち上げるなど、農産物の生産から加工、販売までを一体となって行う6次化を「福島モデル」として展開してきた。しかし、全国への流通経路を持たず、販路拡大が課題だった。丸果は首都圏などに幅広い販路があり、生鮮食品の集荷・物流のノウハウを持つ。
 福島市上鳥渡にある丸果のカット野菜加工工場を銀嶺が取得した。年内に敷地内にパン工場を新設し、6次化商品の製造拠点とする。野菜加工とパン製造は銀嶺食品が、物流と販路拡大は丸果が担う。丸果が首都圏から商品ニーズをくみ取り、銀嶺が商品化する体制も整える。県内で展開してきた「福島モデル」を全国に広げるきっかけとする。
 銀嶺食品の岡崎慎二社長(37)は「3次産業の強みを持った企業と連携することで、本当の意味で福島モデルの形が整った」と事業拡大に自信をのぞかせた。
 丸果中央商事の新関雅之社長(57)は「企業単体ではなく、異業種の企業が連携することで、新たな商品開発や流通提案、販路拡大につながるはずだ」と期待を寄せている。

福島民報社

最終更新:6/22(木) 11:55
福島民報