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小池百合子・東京都知事が都議選の主役にこだわる理由

6/22(木) 8:32配信

BuzzFeed Japan

写真集、名言集、着こなし指南本、ムック本ーー。著者こそ本人ではないものの、6月になって、小池百合子・東京都知事の関連本の出版が相次ぎ、東京都議選への注目を集めている。築地市場の問題や東京五輪に向けた整備、都政改革など、知事として粛々と進めてほしい課題はいくらでもある。そんな時になぜ、都議選なのか。なぜ、主役を張ろうとするのか。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

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東京都庁での定例記者会見は、まず都知事として、次に地域政党「都民ファーストの会」の代表として話す2部制になった。

BuzzFeed Newsは6月16日、東京・西新宿にある都民ファーストの会の事務所で、小池氏に単独インタビューをした。15分間の取材中、小池氏の携帯には何度も、電話やメールの着信があった。

時代の流れは速く、政治の変化は遅い

東京都議選といえば、(日本新党の国会議員として)都議選をやっていた24年前を思い出しますね。候補者を選んでキャッチフレーズを考えて、それぞれの応援に行って。今回もそうですし、選挙ではずっと、同じことをやっているわけです。

時代の流れはあまりにも速く、政治の変化はあまりにも遅い。

特に、都議会というものは、注目度が非常に低かった。そこに光を当てることによって、今はみなさん都政にとても興味を持ってくれるようになりました。ようやく関心を高めることができたかな、と思っています。

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東京都議選は前回の2013年、投票率43.50%だった。

民主党(当時)に政権交代した衆院選の”前哨戦”となった2009年は54.49%でとりわけ高かったものの、ここ20年ほどは50%に届くか届かないかで推移しており、都民の関心が高いとは言いがたい。

小池氏本人は、わずか1年前、東京都知事選を戦った。

自民党から推薦を受けられないまま、立候補を表明。「崖から飛び降りる覚悟で挑戦したい」と述べていた。

このとき自民党都連は、推薦候補以外を応援することを所属議員に禁じる文書を出していた。

結果的に、小池氏は自民党推薦候補に100万票以上の大差をつけ、歴代4番目に多い約291万票を得て圧勝。女性初の都知事に就任した。

「小池の乱」「小池旋風」「小池劇場」ーー。この1年、世論を沸かせてきた自らが矢面に立つことで、都議選にも注目を集めたい。そんな狙いから、6月1日に自民党に離党届を出し、都民ファーストの会の代表に就いた。

都民ファーストの会の都議団幹事長であり、自ら北区から立候補する音喜多駿氏(1期)はBuzzFeed Newsのインタビューで、都議選をこう表現した。

「小池選挙でいいと思います。小池夏の陣ですよ」「小池or Notの選挙になる」

小池氏本人も「それはアリだと思います」と言い切る。

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最終更新:6/22(木) 8:32
BuzzFeed Japan