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2017年3月期上場企業「役員報酬1億円以上開示企業」調査

6/22(木) 19:39配信

東京商工リサーチ

役員報酬1億円以上が100人超え(6月22日17時現在)

 2017年3月期決算の有価証券報告書が順次提出され、6月22日17時現在では357社。このうち、役員報酬1億円以上を受け取った役員の個別開示を行った上場企業は43社(構成比12.0%)で、開示人数は101人だった。
 1億円以上の役員報酬を受け取った101人のうち、2016年3月期決算と2017年3月期決算で、連続して個別開示された役員は71人(構成比70.3%)。新たに開示された役員は30人だった。
 個別開示では、ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長が103億4,600万円で、歴代役員報酬額の最高額を更新した。
 役員報酬1億円以上の開示は、「改正企業内容等の開示に関する内閣府令」に基づき、2010年3月期決算より報酬等の総額、報酬等の種類別(基本報酬・ストックオプション・賞与・退職慰労金等の区分)の総額を有価証券報告書に記載することが義務付けられた。
 ここ数年、業績に連動した報酬体系に移行しつつあり、またストックオプション、株式報酬など非金銭報酬による報酬も目立ってきている。2017年3月期決算では開示の社数・人数とともに上場企業決算の役員報酬へどのように反映されるかが注目される。
 ※2016年3月期では、2016年6月22日17時現在(有価証券報告書339社が提出)で34社・85人。
 
【6月22日17時現在集計】
個別報酬額 ソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長が103億4,600万円で最高 
 6月22日17時現在、有価証券報告書の提出が確認された企業は357社で、このうち、役員報酬1億円以上の個別開示が確認されたのは企業数で43社、人数で101人だった。
 役員報酬最高額はソフトバンクグループのニケシュ・アローラ元副社長の103億4,600万円で、歴代最高額を更新した。次いで、同社のロナルド・フィッシャー取締役副会長が24億2,700万円、ソニーのマイケル・リントン執行役EVPが11億3,600万円。同社の平井一夫代表執行役社長兼CEOが9億5,500万円、ソフトバンクグループの宮内謙代表取締役副社長が6億1,700万円と続く。
 上位10人はソフトバンクグループ(3人)、ソニー(4人)、東京エレクトロン(3人)。
 個別開示で連続して開示された71人のうち、2016年3月期に比べ43人は役員報酬額が増額。また2017年3月期に新たに開示に加わった人数は30人であった。

個別開示人数 ソニーが10人で最多
 6月22日17時現在、役員報酬1億円以上の個別開示を行った企業43社(人数101人)のうち、ソニーが10人(前年3人)で最多。次いで、東京エレクトロンが9人(同11人)、バンダイナムコホールディングス、日立製作所が各7人と続く。複数人の開示を行った企業は21社だった。
 2016年3月期決算と2017年3月期決算で連続して個別開示を行った企業は34社。開示人数が増加したのはソニー、バンダイナムコホールディングス、日立製作所、三井物産の4社、減少は5社、同数は25社だった。