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大成建設、建設現場にコンクリ床仕上げロボ導入 作業効率4倍

6/22(木) 12:07配信

日刊工業新聞電子版

■無線操縦式、社外にも販売へ

 大成建設はコンクリートの床仕上げロボットを建設現場に導入する。技能者が中腰で行う作業の負担を軽減し、省人化や効率化を実現する。今秋にはリース会社を通じて、同ロボットのリース、販売も行う。社外にも提供することで、建設業界全体における「働き方改革」につなげる。

 コンクリートの床仕上げロボットは、重さ約90キログラムで、小型トラックや作業用エレベーターで運べる。充電可能な着脱式のバッテリーで約3時間駆動。建築・土木を問わず、コンクリートの床仕上げが必要な現場で利用できる。

 技能者がコントローラーを使って無線操縦する。技能者の仕上げ作業に比べて効率を3―4倍向上できる。技能者が乗って操作する従来機と比べても、同等以上の効率を実現する。

 大成建設は東京都内の建設現場でコンクリート床仕上げロボットの実証実験を終え、実用化への見通しを立てた。現在2台の完成タイプがあり、建設現場の状況に応じて導入する。今秋には提携するリース会社が同ロボットのリース、販売を手がける。販売価格は300万円台後半から400万円程度で調整する。

 コンクリートの床仕上げ作業は従来、技能者が中腰で長時間行うため、体への負担が大きかった。従来機は重く、運搬や適用場所に制約があったほか、排気や騒音の問題があった。