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NY株まちまち、ナスダックはヘルスケア株やハイテク株上昇で反発(21日)

6/22(木) 6:18配信

ロイター

6月21日水曜日-米国株式市場は、まちまちで引けました。ダウ平均の終値は57.11ドル安の2万1410.03ドル。S&P500種の終値は1.42ポイント安の2435.61ポイント。ナスダックの終値は45.922ポイント高の6233.953ポイント。この日、注目されたのは原油相場の動きでした。供給過剰懸念が高まるなかで、米東部時間午前10時半に米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油統計では、原油在庫が市場の予想以上に減少。これで、安心感が広がり、ニューヨーク原油先物価格は一時は1バレル44ドル台に載せる場面もありました。しかし、供給過剰懸念は根強く、その後、2ドル近く急落。42ドル台前半まで落ち込み、結局は、42ドル台半ばで落ち着きましたが、これは約10ヶ月ぶりの安値です。この不安定な原油相場の動きを受けて石油株も値を下げました。シェブロンは1.9%安、エクソン・モービルも1.1%安。市場からは「1バレル40ドルを割ることがあれば、石油セクターだけでなくあらゆる業績への影響がでてくる」との不安の声があがっています。そして金融株の下げもマーケットを圧迫です。米2年債と10年債の利回りの格差が縮小していることが重しとなり、バンク・オブ・アメリカは1.5%安、ウェルズ・ファーゴは0.9%安で引けました。一方で、ナスダックの上昇を助けたのはバイオテクノロジー株やヘルスケア株でした。トランプ政権による薬価の引き締めは、予想されたほどの引き締めとはならないとの見方が一部の市場関係者から出たことで買われました。セルジーンは5.2%高、リジェネロンも5.4%高で引けました。このところの下げで値ごろ感がでたハイテク株も買われ、ナスダックを支えました。ダウ平均の構成銘柄は、まちまちで引けました。下落したのは、キャタピラー、デュポン、シェブロンなどで、上昇したのは、ナイキ、メルク、ファイザーなどでした。ロイターの我謝京子がニューヨークからレポート。

最終更新:6/22(木) 6:18
ロイター