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給食に乾燥剤混入 みそ汁で女子生徒が吐き気 佐賀市・昭栄中

6/22(木) 10:28配信

佐賀新聞

 佐賀市の昭栄中学校で、給食のみそ汁に乾燥剤の「シリカゲル」が混入していたことが21日、分かった。みそ汁を食べた女子生徒(14)が吐き気を訴え、翌日に市内の病院で検査を受けた。市学校教育課などが混入の原因を調べている。

丸い粒が20個

 同課などによると、女子生徒は6日、みそ汁を食べていた際、約2ミリの丸い粒が20個ほど器に入っていることに気づいて担任に報告し、体調不良を訴えた。検査機関で後日、粒を分析したところシリカゲルと同じケイ素の成分が検出された。

 給食は弁当と汁物、牛乳がセットで、事前に申し込んだ生徒が利用する。1階の配膳室から担当の生徒が教室前の廊下まで運び、各生徒がそれぞれ取り出す。6日は全校生徒546人のうち、266人が利用した。女子生徒が取り出した際、その場所には4食が残っていて、みそ汁にはふたが閉められていた。

 他の器の給食から粒は確認されず、不調を訴える生徒もいなかった。同課は「一括調理する過程で混入したのなら、影響は他にも及んでいたはず」と話し、給食センターでの混入の可能性は低いとみている。

校長「特定の生徒向けとは考えにくい」

 全校生徒を対象にアンケート調査や聞き取りを実施したが、原因の特定につながる情報はなかった。堤賢二校長は「給食が入った器は自由に選ぶことができるため、特定の生徒に向けて故意に混入させたとは考えにくい」と述べ、引き続き混入経路を調べる一方、給食の管理を徹底する考えを示した。

最終更新:6/22(木) 10:28
佐賀新聞