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「木星」は太陽系最古の惑星か 隕石利用の最新研究が発表

6/22(木) 8:11配信

sorae.jp

太陽系最大の質量とサイズを誇る第5惑星「木星」ですが、新たな研究により「太陽系で最古の惑星」であることが示唆されました。研究結果は米国科学アカデミー紀要のホームページ上にて公開されています。
 
研究を主導したドイツのミュンスター大学のThomas Kruijer氏によれば、木星のコアは太陽の誕生から100万年後には地球の20倍もの質量に成長。太陽からの星雲ガスが四散する前にそのコアが形成されたそうです。
 
元々、46億年前に誕生した太陽系。まずガスとチリの雲から太陽が形成され、その後に残りの物質が太陽の周りでディスクを形成し、そこから惑星が誕生していきました。もともと木星はかなり初期に誕生したことが予測されていたので、Kruijer氏のチームは地球に落下した隕石の年齢を計測。そして太陽系誕生から100万年後には木星が十分に成長し、一方300万~400万年後までは地球の50倍の質量には成長しなかったと報告しています。
 
また、太陽系では地球と、地球より14倍~17倍重い天王星や海王星の中間に位置する惑星が存在しないことが不思議に思われていました。しかし研究結果によれば、もしかすると木星が太陽系内でバリアのような役割を果たし、木星より内側の物質質量が足りなかったことが原因なのかもしれません。今後も小惑星探査ミッションなどで、さらに太陽系の誕生の謎が解明されることを期待したいですね。

最終更新:6/22(木) 9:48
sorae.jp