ここから本文です

ザウバー、チーム代表カルテンボーン離脱を正式発表。ドライバーの扱いの”差”についての報道に反論

6/22(木) 10:17配信

motorsport.com 日本版

 ザウバーは6月21日(水/現地時間)に、これまでチームの代表とCEOを務めてきたモニシャ・カルテンボーンが離脱することを、正式に発表した。

【写真】小林可夢偉が3位表彰台を獲得。記念撮影に応じるカルテンボーンらザウバーのチームメンバー(2012年日本GP)

 この発表を前に、ザウバーはひとつのリリースを発表した。それは、カルテンボーンの離脱が、新オーナーとの間にドライバーの扱いに関する意見の相違があったことに起因するという報道に対するものだった。

「ザウバー・モータースポーツAGのオーナーと取締役会は、本日広くメディアで行われた、我々のドライバーが公平に扱われていないという、推測に基づいた報道に強く異議を唱える」

「これは明らかに真実ではないだけでなく、公平な競争に対するチームの絶対的かつ長年のコミットメントに反するものだ」

「匿名の情報源によるこれらのレポートは、マーカス・エリクソンとパスカル・ウェーレインのふたりのドライバー、そしてザウバーF1チームの経営陣とスタッフ全員にとって、非常に有害である」

将来についての”見解の相違”が離脱の要因

 ザウバーはカルテンボーン離脱の原因について、チームの将来についての「見解の相違」に起因するものだったと主張する。また、カルテンボーンの後任は、間も無く発表されるとしている。

「ロングボウ・ファイナンスSAは、会社の将来の見通しが異なるため、お互いの同意により、モニシャ・カルテンボーンが今のポジションを離れることになったことを、残念ながら発表することになった」

 そう声明は語っている。

「彼女の長年にわたる強力なリーダーシップと、ザウバーF1チームに大きな情熱を与えてくれたことに感謝している。そして、彼女の素晴らしい将来を祈っている」

「彼女の後継者は、間も無く発表される見通しだ。その間に、我々はチームがアゼルバイジャンで最高の運を得ることを祈っている」

 今週末の行われるアゼルバイジャンGPから、カルテンボーンはチームに帯同しないこととなり、彼女の業務はチームマネージャーのビート・ツェンダーとテクニカル・ディレクターであるヨルグ・ザンダーが代行することとなる。

Adam Cooper