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横浜銀、若手・中堅行員を中小100社に出向。事業承継など支援

6/22(木) 10:19配信

ニュースイッチ

川村頭取「「出向後は経験を生かせる部署へ配置」

 横浜銀行の川村健一頭取は日刊工業新聞社のインタビューに応じ、法人向け事業の柱である事業承継支援として中小企業へ「派遣期間は3年で最大100人の若手や中堅行員を、最大で100社へ出向させようと考えている」と述べた。早ければ2017年度内にも開始する。順次出向者を増やしていき、顧客企業との関係を密にすることで事業性評価による融資や経営支援の強化にもつなげる狙い。

 中小企業にとって手薄になりやすい財務や経理など内部管理面の支援や経営アドバイスのため行員を出向させる。「出向後は経験を生かせるよう中小企業の成長を支援する部署へ配置し、人材を循環させていく」計画で、自行の人材育成にもつなげる。事業承継支援を通じて地元企業の減少を食い止めるとともに、日本経済をけん引する中核企業の育成も行う。

 これまでにも約300社への出向実績はあるが、年配者が多かったという。今回は比較的若手を出向させ経験を積ませ、団塊世代が75歳以上になる2025年問題の前に事業承継支援を強化する考え。

 また川村頭取は、中堅・中小企業への投資や再生支援業務を行うグループのベンチャーキャピタル「横浜キャピタル」(横浜市西区)のトップを近日中に交代させる考えを示した。トップを替えて意識変化を促すほか、銀行との関係もこれまで以上に密にして中堅・中小企業への投資を積極化する。

最終更新:6/22(木) 10:19
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