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夏越大祓で山頂に沈む日仰ぐ 元伊勢内宮神社

6/22(木) 16:06配信

両丹日日新聞

 昼間の時間が一年で最も長い夏至の21日夕、京都府福知山市大江町内宮、元伊勢内宮皇大神社(大林八十彦宮司)で、無病息災を願う「夏越大祓(なごしのおおはらい)」神事が営まれた。参拝者たちは神社西向かいの御神体山・日室嶽(岩戸山)の山頂に沈む太陽を仰いで、無事息災を祈った。

 厄をはらい、これから迎える暑い夏を健康に過ごせるように願う神事で、夏至の日は日室嶽の山頂に太陽が沈むとされ、毎年多くの参拝者が訪れる。

 神事は午後4時50分すぎに日室嶽が真正面に見える遥拝所で始まった。市内外から約70人が参拝。日室嶽に向かい、全員で大祓詞(おおはらいのことば)を唱和し、小さく切った紙と麻の切麻(きりぬさ)を身にふりかけて自己祓いをした。

 朝から雨模様で、遥拝所前での開催が危ぶまれたが、神事が始まる少し前に晴れ間が広がった。参拝者たちは山頂に太陽が沈む瞬間をカメラで撮影したり、一心に手を合わせたりしていた。

 三重県伊勢市の二見浦の夫婦岩から昇った太陽を見たあと、内宮神社に来る人も。奈良県の女性は「二見浦では横殴りの雨で日の出は仰ぐことはできませんでしたが、内宮神社では日の入りを見られて本当によかったです」と喜んでいた。

両丹日日新聞社

最終更新:6/22(木) 16:06
両丹日日新聞