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北朝鮮で拘束のアメリカ人大学生が死亡。どうするトランプ政権

6/22(木) 10:06配信

ホウドウキョク

「敵対行為」で拘束 労働強化刑15年

大学生のオットー・ワームビアさんは2016年1月観光ツアーでピョンヤンを訪れた際、プロパガンダ用ポスターを持ち帰ろうとし、その行為が「敵対行為」としてみなされ、北朝鮮当局に拘束された。その後、労働教化刑15年の判決を受け、拘束されていたが、こん睡状態に陥り、今月13日昏睡状態に陥ったまま北朝鮮から解放された。そして、脳に障害を受けているとしてオハイオ州の病院で治療を受けていたが19日死亡した。

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いまだ拘束される3人のアメリカ人

トランプ大統領は「北朝鮮は残虐だ」と改めて非難。いまだ北朝鮮はアメリカ人3人を拘束しているが、今後トランプ政権はどのように北と対峙していくことになるのか。

トランプ政権がこのように北朝鮮を非難するのは人道的という視点では珍しい。
オバマ政権など以前の政権では人道的に北朝鮮を非難することは非常に多く、特に今回トランプ政権が今までよりさらに北朝鮮に強硬になるのではないかなど色々見方はあるかもしれない。
しかし、核・ミサイルと、北朝鮮にとらわれているアメリカ人の解放は別の話だと基本的には思っている。
このオットー・ワームビアさんは残念な結果になってしまったが、アメリカ人で拘束されているのは彼だけではなくなお3人いる。その3人は朝鮮系あるいは韓国系のアメリカ人の人たちだ。これまでもアメリカ人が何らかの理由で北朝鮮を訪問して、そこで身柄を拘束されたままという事例は多くあり、その大体がちゃんとした理由はない拘束で、北朝鮮におけるアメリカの利益代表を務めるスウェーデン大使が間に立つが、往々にしていつまで経っても埒が明かない。

そこで、アメリカと北朝鮮の話し合いの“人質チャンネル”とでも呼べる直接交渉が始まり、アメリカの要人が北朝鮮に行って解放交渉をやったということが今まで何回もあった。クリントン元大統領やクラッパー国家情報長官などが記憶に新しい。それは数少ないアメリカと北朝鮮との直接のコンタクトチャンネルだが、そのチャンネルが前向きなことに繋がっているかというと全然そうは思わない。
しかし、北朝鮮はアメリカとのチャンネルを確保するためにわざわざアメリカで旅行会社を使って北朝鮮への旅行客を募集し、オットー・ワームビアさんもそういう形で北朝鮮を訪問するとこのような形になってしまった。

アメリカ側は今、むやみにアメリカ人が北朝鮮に行かないようにしたほうがいい、というリアクションが非常に強い。特に北朝鮮や中国強硬派が多くいる議会ではそうだ。簡単に北朝鮮に行ってしまい北朝鮮の良いようにやられてしまっている現実があるため、何らかの形で渡航を制限する方がいいのではないかというものだ。それに対してはアメリカの場合、移動の自由など基本的な人権の意識が非常に強く、そういう規制はできないのではないか、ということでしばらくの間はせめぎ合いがあるのかもしれない。
また、アメリカ時間の21日に米中外交安保閣僚級対話が開かれる。最大の議題は北朝鮮問題。特に核とミサイルの問題にアメリカと中国でどういう風に対応していくか話し合われる。その席でもオットー・ワームビアさんの話は出る可能性はあるが、おそらくリンクしないだろう。

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最終更新:6/22(木) 10:06
ホウドウキョク