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教育費の節約「公立に行くべきか私立に行くべきか。それが問題だ!」

6/22(木) 12:11配信

マネーの達人

学費だけではない中学受験費用の驚きの中身

節約をするとき、光熱費や娯楽費は比較的手がつけやすい項目です。

しかし、子供の将来がかかっている「教育費」は手が出しにくく、節約の聖域ともいえるのではないでしょうか。

一昔前は、中学受験をする人は学年で数名でした。しかし最近は、都心の私立中学受験率は約24%にまで上昇しており、中学受験は珍しいことではなくなっているのです。

私立中学の中でも人気の高い学校は、高校受験が必要ない中高一貫校です。中高一貫校は、数も年々増加しています。

ただし、人気のある学校は倍率も高く、中学受験をするならば小学校4年生から進学塾に通う子供がほとんどです。

実は、この塾の費用が想像以上に高額なのです。


■本当に高いのは中学校の授業料ではなく塾の月謝です

一般的に、中学受験ときくと「授業料が高い」というイメージがあります。しかし実際は、授業料だけならば年間70万円程度が平均的な額です。

学費以外にも学校外活動費が年間30万円程度かかりますが、これは公立中学校に通ったとしても必要なお金です。

学校外活動費とは、補習塾や習い事・制服代や修学旅行積立金などです。学校外活動費と授業料を合わせて年間100万円、3年間で300万円程度が私立中学校の年間出費額といえるでしょう。

一方、進学塾の学費は4年生から3年間通うとすると総額250万円ともいわれています。

大手進学塾の月謝相場は、小学校4年と5年は、月3万円程度ですが、6年生になったとたんに月5万円以上に跳ね上がることが多く、月謝以外にも夏期講習などの追加費用が年間20万円程度発生します。

実は、中学受験は学校の出費以上に進学塾にかかるお金を心配する必要があったのです。


■交通費までのすべてを含んだ「年間支出額」がいくらになるのかを把握しておくこと

私立中学校の中には、授業だけでは理解できない子供に対して補習授業をこまめに行い、学校以外に塾に通う必要がない学校もあります。

その場合は、中学以降の塾費用は必要なくなるため、大きな節約になるかもしれません。

しかし、私立中学進学者の中には「中高一貫と思い込んで入学したけれど、実は高校進学には別途受験が必要だった」という人もいるのです。

そうなると、中学進学後にも塾費用が継続して発生し想定外のお金が必要になることもあります。

また学校によっては、寄付金や施設費もあります。表面的な授業料だけではなく、交通費までのすべてを含んだ「年間支出額」がいくらになるのかを把握しておくことが大切です。

教育費を大きく節約するならば「私立よりも公立」、中学受験はするけれど節約したいのならば「塾選び」と「高校受験の有無」がポイントになります。

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最終更新:6/22(木) 12:11
マネーの達人