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退位に向けた法整備が進む中「全身全霊」でご公務

6/22(木) 13:00配信

ホウドウキョク

6月9日、国会の参議院本会議で、天皇の退位に関する皇室典範特例法案が可決し、成立しました。法案が成立したことで、皇室会議を経て、3年以内に退位する日が決まっていくことになります。
200年ぶりとなる天皇の退位。退位後は、陛下は上皇さまに、皇后さまは上皇后さまとなられます。

【関連】退位後の称号は「上皇」「上皇后」

約1,400人が両陛下を奉迎

天皇皇后両陛下は、法案が成立する前の5月27日から2泊3日で、全国植樹祭などに出席するため、富山県を訪問されました。
まず到着されたのは、高岡市でした。両陛下をお迎えしようと、JR新高岡駅に集まった人は、約1,400人。駅前のロータリーでは、子どもたちが声を合わせて「天皇陛下、皇后陛下、ようこそ」と声を上げていました。

両陛下は、高岡御車山会館へと向かわれましたが、沿道には、ずらっと人が並ぶ歓迎ぶりで、私もこれだけの人による奉迎は見た覚えがないものでした。
確かに、平成27年(2015年)に、富山県で全国海つくり大会が行われ、その際は高岡市を訪問されていないこともあったかもしれませんが、それにしても、多くの人のお迎えがあり、高岡御車山会館へは、沿道の人たちに応えるため、到着が5分以上遅れてしまうほどでした。

両陛下としてお姿を拝見することは最後に…

退位に向けた法案整備が進む中のご訪問ではありましたが、3年以内には、両陛下は退位されることになるわけで、富山の県民にとっては、両陛下としてお姿を拝見することは最後になるかもしれないという思いもあったのではないでしょうか。
全身全霊でご公務に励まれる天皇皇后両陛下への敬意と尊敬がそこにはあふれていました。
ご退位の時期は、平成30年(2018年)年末とも、平成31年(2019年)4月1日までとも言われていて、そこで皇太子さまが天皇へと即位されることになり、新たな時代を迎えます。

皇太子さまは国交樹立150周年を迎えたデンマークを訪問

皇太子さまは、6月15日から、国交樹立150周年を迎えたデンマークの記念事業などに出席されました。
事前の会見で、「象徴天皇を引き継ぐこと」について質問が出た際、「これまで陛下より引き継がせていただいた公務も含め、それぞれの務めに全身全霊で取り組んでまいりたいと思います」と述べられています。

「全身全霊」の思いは、確実に次世代へと引き継がれています。

最終更新:6/22(木) 13:00
ホウドウキョク