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児島ジーンズ 移動販売で売り込め 岡山の学生ベンチャー 車はデニム工場

6/22(木) 8:40配信

山陽新聞デジタル

 デニム商品を企画、販売する学生ベンチャー「EVERY(エブリ) DENIM(デニム)」(岡山市北区伊福町)は、倉敷市児島地区で作ったジーンズの移動販売に乗り出す。移動車の中には工場で使われるミシンなどを展示。ものづくりの現場の雰囲気を伝えながら、商品の魅力を訴える。

 同社は岡山大環境理工学部4年の島田舜介さん(22)が昨年4月に創業した。児島地区の繊維メーカーなどに働き掛け、高梁市成羽町吹屋地区のベンガラで染めたジーンズなど、これまでに3種を商品化。店舗は持たず、首都圏などで開く試着会とインターネットを通じて販売している。

 移動販売は年内にも始める計画。バンタイプの車を購入し、車内にミシンや藍染めのバケツを置いてデニム工場のように改装。生地サンプルをそろえ、壁には児島地区の工場の写真を飾る。顧客の要望に応じてイベント会場などに出向き、その場で商品を試してもらい注文を受ける。

 車の購入には、ネットで資金を募るクラウドファンディングを活用する。1万円以上寄付した人には移動車を指定した場所に呼ぶ権利を、2万円以上の人にはジーンズ1点(2万円相当)をプレゼントする。今月3日から募集を始め、既に111万円集まった。7月22日まで受け付けている。

 島田さんは「製造現場の雰囲気を全国に伝え、児島のデニムに興味を持ってもらいたい」と話している。