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クビトバが自信に満ちたプレーを披露 [バーミンガム/女子テニス]

6/22(木) 19:00配信

THE TENNIS DAILY

 イギリス・バーミンガムで開催されている「AEGONクラシック・バーミンガム」(WTAプレミア/6月19~25日/賞金総額88万5040ドル/グラスコート)のシングルス2回戦で、ウィンブルドン優勝歴2回のペトラ・クビトバ(チェコ)が、ナイフによる暴行のケガから復帰して以来、もっとも励ましとなるプレーを見せ、準々決勝に進出した。

ベストからほど遠いクビトバが、それでも見せた闘志 [全仏オープン]

 第7シードのクビトバはナオミ・ブローディ(イギリス)を6-2 6-2で下す過程で、25本のウィナーを記録し、アンフォーストエラーを11本に抑えた。

 クビトバは昨年末、チェコの自宅でナイフを持った不法侵入者に襲われ、利き手の左手に深刻な故障を負ったあと、ごく最近プレーに戻ったばかりで、全仏オープンでは2試合をプレーしていた。

「今の私は、テニス、そして試合について、少し違った見方をするようになっている」とクビトバ。「プレーしているとき、私はよりリラックスしていると思う。以前ほどナーバスではないわ」。

 確かに、この1時間ほどの試合の中で、目に見えてわかるような不安や困難のサインはほとんどなかった。

「ふたたびプレーし始めたとき、私は、より力強いグリップとか、より柔らかいグリップとか、何かを変えたほうがいいかを見定めるためにコーチと話し合った。でも私は何も変えないことを決めたの」とクビトバは言った。

「私は同じグリップをキープしたのだけれど、この決断を下したことをうれしく思っているわ。ラケットでも手でも、たとえ小さなことであっても、何かを変えていたら、それは故障を引き起こしたかもしれない。テクニックも変わってくるから難しくなっていたはず」と彼女は続けた。

「今も日に日によくなっているところよ。いくつかのことが足りないけど、だんだん戻りつつある。すっかり戻るには、6ヵ月、1年くらいかかるかもしれない。どのくらいの時間が必要かは誰にもわからないわ」

 クビトバは何本かの強烈なストロークを打ち、次第に果敢なネットプレーを見せるようになり、自信が増していくに従い、戦略的なチョイスの幅を広げ始めた。ダブルフォールトもありはしたが、いいサービスを打つ必要があるときにそうできていた。そして最後には大声援を受けていた。

「プレーするたびに、自分のベストを取り戻そうと努めているわ」とクビトバ。「私はテニスをプレーするためにここにいる。私の好きなグラスコートの上で。私のトーナメントはまだ終わっていない。そしてそのことをすごくうれしく思っている」。

 クビトバは準々決勝で、全仏でガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を倒した第5シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と、世界31位のジャン・シューアイ(中国)の試合の勝者と対戦する。

 また、今大会で2度準優勝している第8シードのバーボラ・ストリコバ(チェコ)は、21歳のアシュリー・バーティ(オーストラリア)に3-6 6-3 1-6で敗れた。

 第9シードのダリア・ガブリロワ(オーストラリア)は厳しい挑戦に打ち勝ち、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)を7-5 2-6 6-4で倒した。

 今大会は、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)が故障により直前に棄権したため、第1シードが不在となっている。シモナ・ハレプ(ルーマニア)、カロリーナ・プリスコバ(チェコ)、アグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)、また前年度覇者のマディソン・キーズ(アメリカ)がやはり故障で出場を取り消したため、大会にとっては痛いことだったが、その分、クビトバら、ほかの選手のチャンスが広がることに。最高シードは、第2シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)となっている。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo: BIRMINGHAM, ENGLAND - JUNE 21: Petra Kvitova of The Czech Republic celebrates winning the second round match against Naomi Broady of Great Britain on day three of The Aegon Classic Birmingham at Edgbaston Priory Club on June 21, 2017 in Birmingham, England. (Photo by Ben Hoskins/Getty Images for LTA)

最終更新:6/22(木) 19:00
THE TENNIS DAILY