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ライチョウ人工繁殖事業 ファミパの卵を上野動物園へ移動/富山

6/22(木) 22:23配信

チューリップテレビ

 国の天然記念物ニホンライチョウの人工繁殖事業に取り組む環境省は富山市ファミリーパークで産まれた卵3個を22日、東京の上野動物園に移動させました。
 ファミリーパークで産まれた複数の卵は両親が同じで近親交配を避けるのが狙いです。

 上野動物園に運ばれたのは、先月27日から今月3日までにファミリーパークで産まれた卵3個です。
 卵は全て有精卵で温度が37.6度に保たれた、携帯型のふ卵器に入れて運ばれました。
 今月27日ごろにふ化する予定です。
 ファミリーパークは東京都の上野動物園や長野県の大町山岳博物館とともに、絶滅危惧種に指定されているニホンライチョウの人工繁殖に取り組んでいて、卵の交換は、同じ血縁のライチョウによる近親交配を避けるためです。
 ファミリーパークから運んだ卵からふ化したライチョウと上野動物園で飼育するライチョウをつがいにして繁殖させます。
 「上野動物園もしっかり技術を持っているところなので、安心してお任せできるかなと。あとは卵の中のひなが、ちゃんとこの世界に顔を出してくれたらいいかなと」(富山市ファミリーパーク・石原園長)
 現在ファミリーパークに残っている卵で、今後ひなが誕生する可能性があるのは9個で、これに加え、来月上旬には大町山岳博物館で生まれた、有精卵が、ファミリーパークに運ばれる予定です。

チューリップテレビ