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地域の発展願い桜植樹 市民ら尾崎咢堂ゆかりの3本

6/22(木) 11:01配信

カナロコ by 神奈川新聞

 相模原市緑区出身の政治家・尾崎行雄(咢堂(がくどう))ゆかりの桜の植樹式が21日、同市中央区上溝の上溝さくら公園で行われた。咢堂が米国に贈った桜の“孫”に当たる苗木で、地域住民ら約100人が参加、桜の由来と植樹にかけた思いを解説した銘板の除幕も行われた。

 上溝地区の発展と小田急多摩線延伸を願って、地元自治会や商店街、小田急多摩線延伸・上溝駅開設推進協議会が組織する上溝咢堂桜植樹式実行委員会(小林充明委員長)が主催。

 咢堂は東京市長時代の1912年に日米友好の証しとして桜の苗木3千本を米国に贈った。その“子”に当たる32本が92年に里帰りし、旧津久井町に咢堂桜として植えられた。

 今回植樹したのは、その咢堂桜から穂木を取って育てた苗木で、いずれも八重桜の「普賢象(ふげんぞう)」1本、「関山(かんざん)」2本。市民グループ「尾崎行雄を全国に発信する会」から提供を受けた。

 植樹式では、数人ずつ交代しながら根元に土を掛けた。上溝さくら公園は十月桜、寒桜、河津桜など秋から春まで桜が楽しめる新名所を目指し、2015年3月にオープン。今回の植樹で10種14本の若木がそろった。