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SPiCYSOL、結成4年で新たなステージへ

6/22(木) 21:00配信

Lmaga.jp

西海岸カルチャーに影響を受けたボーカル・KENNYを中心に、2013年に結成された4人組バンド・SPiCYSOL(スパイシーソル)。ロック、R&B、レゲエ、ヒップホップ、サーフ・ミュージックをルーツとした「サーフビートミュージック」を掲げ、これまで『SUMMER SONIC』や『METROCK』など大型フェスにも出演。そんな彼らが5月に初のフルアルバム『SIGNAL』をリリース。一見順風満帆に見える4年の音楽活動だが、本人たちは乗り越えるべきものが多かったと話す。

【写真】「一歩ずつ自分たちのペースでやっていければ」と話すKENNY

ボーカルのKENNYとギターのAKUNが友人の紹介で知り合い、意気投合。その後、ドラムのKAZUMAやトランペット/キーボードのPETEが加入し、現在に至る。「僕らは昔からの友人とかでは無かったし個性もバラバラだったので、あうんの呼吸がないというか。大型フェスなどでほかのバンドを見て、10年やってるバンドに追いつけない音の壁というか、勝てないグルーヴとかが見えてしまって、自分たちのちっぽけさをとても感じた年でした」。

メンバー全員がネガティブになってしまったという2016年。しかし週に数回スタジオ練習などでメンバーと会って音楽をするうち、「『ポジティブな心情を歌う』というのがSPiCYSOLなのに、メンバーが1番SPiCYSOLっぽくねぇじゃんって。だったら気にせずに自分たちの出せる音を出せばいいじゃんってふと思えたんです。4年目の今の俺たちしか出せない良さとグルーヴがきっとあると思ったんで、あまり気にせずに肩の力を抜いて、フルアルバムを作ろうよということになったんです」。

そんな気持ちで制作された1stフルアルバム『SIGNAL』。「CityとSurfを融合させた」という『Honey Flavor』から始まり、女性シンガー・Soweluらを迎えた、90’sを彷彿させる『You Find Me, I Find You』など、カラーの違う楽曲が共存するアルバムに。「前のアルバムは、良くも悪くもみんなに聴いてもらおうと、10代の人にもウケるようなものを意識して作ったんです。大人の僕が逆に、10代に逆背伸びするみたいな。でも、今の自分たちにしか出せない音をリスナーに媚びずに出そうと、今回は今の自分の気持ちを素直に歌詞にしました。前までは、カリフォルニアといったら海でしょ、海といったらこのワードでしょ、これが感動するんじゃない?とか考えながら作ってたんですけど、今はこうなんだよっていう自分のマインドから出てきたワードを大切にしました」。

「フルアルバム作ろうよって心のシグナルが赤信号から青信号に変わった、それでタイトルが『SIGNAL』になりました。すごい自信作ですけど、まだいけるなって思ったのが本音。SPiCYSOLというものを100%、この4人が出せてないなというか、まだまだSPiCYSOLになれるなというか。次の作品のアイデアもあるし、ライブに対してももっと突き詰めたいなと思うところもあるので、このまま青信号で突っ走っていきたいですね」。

現在、初となる全国ツアーを開催中で、大阪は6月25日「心斎橋Pangea」でワンマンライブをおこなう。「僕たちの大きな一歩をみんなに見てもらえるきっかけになればと思うんですが、ラフに来ていただければうれしいです!」。青信号で新たに歩み始めた彼らのライブに期待したい。

最終更新:6/22(木) 21:00
Lmaga.jp