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ザウバーF1、カルテンボーン代表の離脱を発表。新オーナーとの間で意見の不一致

6/22(木) 7:10配信

オートスポーツweb

 ザウバーF1が、チーム代表でCEOのモニシャ・カルテンボーンがそのポジションから離れることを正式に発表した。

小林可夢偉のザウバー時代のボスだったカルテンボーン

 カルテンボーンは2000年に法務部門のボスとしてザウバーに加入、2010年1月にはCEOとなり、株式も取得した。2012年にはチーム創設者のペーター・ザウバーに代わる形で、F1では初の女性チーム代表となった。

 財政難に苦しんできたザウバーは、2016年、ロングボウ・ファイナンスを新オーナーに迎えた。その際、カルテンボーンは株式を手放したものの、チーム代表のポジションは維持した。

 今週、カルテンボーンがチーム代表の座から退いたとの報道がなされた後、ロングボウ・ファイナンスは21日付けで正式に声明を発表、カルテンボーンが即時に退任すると発表した。

「残念ながらロングボウ・ファイナンスSAは、社の将来についての見解が異なるため、双方合意の上で、モニシャ・カルテンボーンが即時に、ザウバー・グループのポジションから離れることを発表する」とザウバーの取締役会長パスカル・ピッチは述べている。

「彼女の長年の強いリーダーシップ、ザウバーF1チームに対する大きな情熱に感謝し、彼女の今後の活躍を祈る」

「後任者は近いうちに発表する。チームのアゼルバイジャンでの健闘を祈る」


 離脱の原因は、新オーナーとの間でチームの運営の仕方について意見の一致を見ることができなかったことであるようだ。問題のひとつは、ドライバーであるマーカス・エリクソンとパスカル・ウェーレインの扱い方であるといわれている。

 エリクソンのスポンサーとつながりがあるといわれている新オーナーが、ウェーレインよりエリクソンを優先させることを望んだものの、カルテンボーンはそういったやり方を支持しなかったと伝えられている。

 長期間にわたって話し合いが行われた結果、両者は折り合いをつけることができず、袂を分かつことを決めたようだ。

 後任候補としては、HRT F1チームで代表を務めたコリン・コレスの名が挙がっている。     

[オートスポーツweb ]