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IR誘致反対派を批判 和歌山県知事「説明に耳傾けない」

6/22(木) 16:59配信

紀伊民報

 仁坂吉伸和歌山県知事は21日の県議会一般質問で、県などが進めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に関する県民への説明について、問題点や対策を含めて「正確な情報を県民に提供したい」との考えを示した。一方、「説明しても耳を傾けず、何が何でも反対の団体もいる」とも述べ、一部の誘致反対派を批判した。

 県は和歌山市と連携し、和歌山マリーナシティ(和歌山市)へのIR誘致を進めている。これまで、国内外30社近くの事業者と意見交換し、多くの企業が興味を持っているという。

 一般質問で、多田純一議員(公明、和歌山市選出)が、IR誘致について「県民の不安にどう対処するか、説明しないといけない。どのように県民の理解を求めていくのか」と聞いた。

 仁坂知事は「IR誘致を円滑に進めるためには、県民の理解が必要であることは自明」とし「記者会見や研修などの機会に、IRは単なるカジノではない複合的な観光集客施設であることを発信し、問題点も対策を含めて考え方を表明している」と説明した。

 一方で「すべての県民にこのような情報が届いているわけではないと思うし、説明をしても耳を傾けず、何が何でも反対をしなければと思い込んでいる団体もいる」と指摘し、メリットやデメリットと対策など、正確な情報を県民に提供し、正しい認識をしてもらうことが必要とした。

 さらに別の議員の質問を受けて「聞く耳持たぬと言えば大事な情報も受けられないので、何でも耳は傾けていきたい」と答弁。一方で県民の依存症対策として入場制限の方針を示したとした上で「これで反対の理由はないと思っていたら、それでも反対という人がいる。論理がおかしいと思うところがある」と話した。

最終更新:6/22(木) 16:59
紀伊民報