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民家の離れに土砂流入 すさみ町和深川

6/22(木) 17:00配信

紀伊民報

 梅雨前線上の低気圧が降らせた大雨の影響で21日、和歌山県すさみ町和深川地区では、民家の離れに大量の土砂が流れ込む被害があった。町によると、町内ではけが人はなかったものの、周参見川の護岸が崩れたり、一部地域で断水したりした。

 「何十年も住んでいるが、こんなことは初めて」。和深川へ流れ込む「タンギョウ谷(川)」沿いで暮らす堀口妙子さん(68)は、自宅の離れが上流からの土砂被害を受けた。午前7時前に仕事に出て、午後1時すぎに帰ってきた際に分かったという。

 自宅前には、紀勢自動車道整備の際に設けられた作業道がある。この作業道設置に伴って造られた水路が詰まったことで、水や土砂が道路にあふれ、住宅に流れてきたとみられる。堀口さんは「早く対処してもらわないと困る」と話した。

 堀口さん方から少し下流で暮らす内田基生さん(79)方も、床下浸水の被害が出た。内田さんによると、自宅で過ごしていた午前11時ごろ、大きな音がしたため家の外に出ると、上流側から雨水や小さい岩が流れていた。内田さんはすぐに119番通報。消防署員らが駆け付け、土のうを設置した。「これくらいの雨は過去にもあったが、まさかこんなになるとは」と話した。

最終更新:6/22(木) 17:00
紀伊民報