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非住宅向けドア増産 大建工業、井波工場に新ライン

6/22(木) 1:58配信

北國新聞社

 大建工業(南砺市)は高齢者施設や幼稚園・保育施設向けなど非住宅分野の内装ドアを増産する。8月、南砺市の井波工場で特注品に対応する製造ライン増設に着手し、多様化する製品ニーズにきめ細かく対応できる体制を整える。併せて工場内の設備を増強し、住宅分野も含めたドアの生産能力を月6万枚から7万枚に引き上げる。

 21日、北國新聞富山本社を訪れた億田正則社長が明らかにした。億田社長は「大量生産では対応できないドア製品が多くなってきた。新たな需要に合わせた生産体制を整備したい」と狙いを語った。

 井波工場のドア製造ラインは現在、カタログ品を製造する「大量生産型」と特注品に対応する「多品種型」の2種類がある。今回は大量生産型のラインを一部増設し、窓の位置や寸法などを需要に応じて変更できるようにする。

 億田社長によると、増設が完了すれば非住宅分野で要望の多い特注ドアを1枚単位から製造できるようになる。住宅分野のリフォーム需要にも対応する。12月末までに整備する計画で、今年度の投資額は約1億7千万円を見込む。

 億田社長は、全社的に取り組む「働き方改革」に関し、井波工場の従業員約200人の残業時間を4、5月で前年比約25%削減したと説明した。「事務効率の面で成果が出ている」と話した。

 海外展開については昨年稼働したインドネシアの内装ドア工場で月産2600枚まで生産能力が高まっており、台湾やベトナム、英国の集合住宅を中心に需要は旺盛だという。

 渋谷達夫、加藤智明両代表取締役専務執行役員、23日に同専務執行役員に就任予定の相原隆社外取締役、内海健一住空間事業部副事業部長兼井波工場長、鈴木康二郎広報部長が同行した。

 大建工業は21日、2017年度の新製品を発売したと発表した。マンション用防音床材「オトユカシリーズ」に、床の幅を広げた新シリーズを投入した。新製品発売に合わせ、ウェブサイトをリニューアルし、ページデザインを一新した。

北國新聞社

最終更新:6/22(木) 1:58
北國新聞社