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筑波大構内に商業施設 来秋オープン

6/23(金) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

筑波大(つくば市、永田恭介学長)は敷地内に食品スーパーを核とする商業施設を建設する。スーパーのほか、カフェ、飲食店などを整備。同大によると、コンビニエンスストアを設置する例はあるが、複数店舗が入る商業施設の学内設置は全国でも珍しい。学生ら大学関係者だけでなく、一般の利用も可能。同大は「学生と地域の利便性向上、にぎわい創出につなげたい」としている。

同日の記者会見で発表した。建設予定地は、大学構内のほぼ中心に位置する平砂学生宿舎の北側で、敷地面積は約1400~1700平方メートル。7月上旬にプロポーザル方式で事業者を公募し、来年10月のオープンを見込む。

店舗の詳細は、事業者の提案によって決まる。事業者が店舗の建設、運営に当たり、同大は土地の賃貸料を得る。

営業時間などは今後、事業者と大学で決める。学生の夏休み、冬休み期間は客数の減少が予想されるが、駐車場を50台分整備する予定で、大学関係者だけでなく、一般客の利用も見込んでいる。同大事業開発推進室の山田哲也室長は「地域のにぎわいの場としたい」と語り、大学側も集客に協力する考えを示す。

同大の敷地面積は約2700ヘクタールと広大。構内には学生寮が点在し、外国人留学生を含め、学生約4千人が暮らす。敷地内にコンビニエンスストアはあるが、生鮮食品などを扱うスーパーはなく、最寄りのスーパーまでは距離がある。現在、食品スーパーのカスミ(同市)の移動販売車が毎週土曜に学内を訪れ、ニーズに応えている。

商業施設の整備は、特に寮生活を送る学生は歓迎する。平砂学生宿舎の同大医学群1年の山口智輝さん(18)は「部活の後や雨のときは買い物に行けず、不便だった。寮から5分くらいの距離でありがたい」。同宿舎で自炊生活している理工学群2年の女子学生(20)は「今までスーパーには自転車で行っていた。気軽に歩いて行けるのは本当に助かる」と笑顔で話した。 (高阿田総司)

茨城新聞社