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【シンガポール】東洋ライス、独自加工の玄米の販売本格化

6/23(金) 11:30配信

NNA

 東洋ライス(東京都中央区)が、シンガポールで独自加工による「金芽ロウカット玄米」と金芽米の販売を本格化させている。同社は21日、同国での取扱店が従来の3倍以上に拡大したと発表した。ロウカット玄米がシンガポール政府から、安全で健康に良い食品・食材に与えられる「ヘルシアチョイス」認定を受けたことが背景にある。
 ロウカット玄米は、玄米の表面の層を加工し、栄養価をおおかた残しながら、白米のように食べやすくした製品。金芽米は、従来はぬかと共に取り除いていた亜糊(あこ)粉層を残して精米し、無洗米加工した白米だ。
 これまでシンガポールでの金芽ロウカット玄米と金芽米の取扱店は、伊勢丹スコッツ店やシンガポール明治屋など日系スーパーマーケットを中心とした10店だった。ヘルシアチョイスの認定取得を受け、今月14日から現地大手スーパー「コールドストレージ」を含む計34店に拡大したという。昨年度のシンガポールでの販売実績は業務用を含めてロウカット玄米が1トン、金芽米が75トンとなっている。
 また産婦人科・小児科などの民間病院トムソン・メディカルは、ロウカット玄米を妊婦の入院食や産後のケータリングサービスに採用。プロの料理人を養成する国立のアジア料理研究所(ACI)では授業に用いられ、レシピ作りが始まっているという。
 同社は数年後にシンガポールのコメ市場で1%のシェア獲得を見込み、他国での展開も目指す考えだ。

最終更新:6/23(金) 11:30
NNA