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臨場感どこへ 「27時間テレビ」まさかの“ほぼ収録”に不安

6/23(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ビートたけし(70)が「FNS27時間テレビ2017」の総合司会を務めると発表されたのは、今月1日のことであった。フジテレビが全国の系列局と総力を挙げて制作する夏恒例の大型特番。前身番組を含めて31回目を迎える今年は、大々的にリニューアルするとアナウンスされた。

 ま、昨年は平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とワースト記録を更新してしまっただけに、大ナタを振るう必要があったのだろう。そこで、放送時期を7月から9月にスライドさせ、21年ぶり6回目となるたけしを司会役に起用したというわけだ。

 たけしといえば、87年にフライデー編集部襲撃事件による謹慎からテレビ復帰の場として同番組を選び、明石家さんま(61)の愛車をボコボコにしたり、放送中に花火をぶっ放す名物ネタを生み出してきた“ミスター27時間”である。そんな男を担ぎ出し、関ジャニ∞の村上信五(35)とタッグを組ませ、「日本の歴史」をテーマにかつてない長編バラエティーを実現させるという触れ込みだったが、ここにきて聞こえてくるのは実に驚くべき内容であった。27時間の大半は生放送ではなく、事前に収録した番組を流すというのだ。

■フィナーレも収録?

 直近の構成案によると、9月9日18時半から翌10日夜にかけて放送するコーナーは、20本。「ホンマでっか!?TV」や「さんまのお笑い向上委員会」「関ジャニ∞クロニクル」「痛快TVスカッとジャパン」「サザエさん」といったレギュラー番組に加え、歴史に関連した特番や、平安時代、戦国、幕末を舞台とした時代劇ドラマを制作するという。リストには放送形態も明記されており、〈収録〉の文字がずら~っと並んでいる。〈生放送〉と表記されているのは、もっか「めざましテレビ」のみ。池上彰(66)を迎え、戦後の日本を語るグランドフィナーレまでもが〈収録〉扱いになっている。

 大手広告代理店関係者が言う。

「何が起こるか分からない生放送ならではの臨場感は良くも悪くも『27時間』の売りでした。2年前には平成ノブシコブシの吉村が芸人らにBMWの愛車を破壊され、BMW社のCM出稿が危ぶまれたこともありましたが、果たしてこれで視聴率が取れるのかどうか。現状の構成を見る限り、とても心配になりますね」

 お手並み拝見――。