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ジャズ、全身で楽しむ 日立・大みか小、バンドが出前授業

6/23(金) 12:00配信

茨城新聞クロスアイ

日立市大みか町3丁目の市立大みか小(村田浩子校長)で21日、7人編成のジャズバンド「ブラックボトムブラスバンド」を招いた出前授業が行われ、3、4年生が演奏などを通して音楽の楽しさを学んだ。日立シビックセンターが昨年度から市内小中学校を対象に実施している「アウトリーチプログラム」の一環で、同バンドは20、21の両日、同校を含む計3校を回った。

同バンドはこれまでにアルバム22枚を発表し、全国各地でライブを行っているほか、音楽の楽しさを伝える活動でも人気を集めている。8月には同センターで公演を予定している。

大みか小の多目的室で行われた出前授業で、メンバーは「楽器は小さくなるほど高い音、大きくなるほど低い音になる」と説明した。その上で「音楽を体の中に入れるには体の力を抜き、頭も空っぽにするのが大切」と強調。「嫌いだな、苦手だなというものでもちょっと楽しんでみる。そうすれば面白くなる」と力を込め、子どもたちは演奏に合わせ「ワッショイ」と大きな声を出した。

さらに子どもたちは「自由に体を動かしながら手拍子しよう」の呼び掛けに応じ、メンバーの間に入るなどして、軽快な曲調に合わせて跳びはねたり手を上げたりした。同バンドは同校の校歌をジャズ風にアレンジした演奏も披露し、「自由なみんなが一緒になって何かを作ったり、勉強したりするのが楽しいんだぞ」と訴えた。

3年の中田凛帆子さん(8)は「いつもの授業より楽しかった」、4年の富本琉太君(9)は「いろいろな楽器があり、面白かった」とそれぞれ感想を話した。

同プログラムは「芸術文化の魅力をもっと発信したい」と昨年度始まり、音楽と伝統芸能の分野でアーティストを小中学校に派遣している。本年度は計16件の出前授業を行う予定だ。  (川崎勉)

茨城新聞社