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不振長引くマー君 防御率5点台が続けば飼い殺しの危機

6/23(金) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 長引く不振にあえぐヤンキース・田中将大(28)が23日(日本時間24日)のレンジャーズ戦で、ダルビッシュ有(30)とメジャー移籍後、初めて投げ合うことになった。

 今季、ともに開幕投手を務めたこの2人。ここまでダルは15試合で6勝5敗、防御率3.35とまずまずだが、田中は14試合で5勝7敗、防御率6.34。5月8日のレッズ戦を最後に白星から遠ざかっており、現在は6連敗中である。この間、5回を持たずにKOされたのは3試合。次戦ではダルと投げ合う間もなく早い回でKOされる可能性まである。

 復調の気配すら見えない田中に地元ニューヨークのメディアからは「もはや田中はエースではない」などと厳しい論調が相次ぎ、「マイナーで結果を残す若手投手と入れ替えるべき」との指摘もある。

 田中は今季終了後、20年まで残り3年間の契約を破棄(オプトアウト)してFAになる権利を持つ。仮にFAになっても手を挙げる球団などあるはずがなく、ヤンキース残留は確実。とはいえ、来季以降の年俸総額は6700万ドル(約75億6000万円)。このまま復調しなければ、チームにとっては単なるお荷物になりかねない。

「今後も防御率5点台以上が続くようであれば、故障者リスト(DL)に入れられたり、登板間隔をあけるなど休養を与えられながら起用されるはずです。今季は復活しましたが、サバシアが14年にDL入りを繰り返したように、首脳陣は辛抱強く田中の復調を待つしかない。野手同様、ヤンキースのマイナーにはすぐにでもメジャーで使える若手投手が少なくない。田中は若手が故障したり、不振に陥った時の代役での起用になるケースも出てくるかもしれません。球団としては契約が切れるのを待つしかなく、田中は飼い殺し状態になるのではないか」(スポーツライター・友成那智氏)

 今後の内容次第でエースの座から陥落するどころか、ローテ落ちまであるというのだ。