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生命保険はすべての人が必要なわけではない 生保の3種類を比較する

6/23(金) 17:50配信

ZUU online

◆ココがポイント!

・死亡保障が受けられる保険。
・生命保険は貯蓄性が高いものと、貯蓄要素ゼロのものがある。
・掛け金や支払期間、保障金額、保障条件を比較して選ぶ

■生命保険はすべての人が必要なわけではない

生命保険は、死亡などの条件でお金を受け取ることができる保険です。残された家族の養育費や生活費の心配がなくなります。

ただし、すべての人にとって生命保険が必要なわけではありません。例えば貯金が十分にある人にとって生命保険は不要です。また、若い人は死亡のリスクも低く、保険ではなく貯金でお金を積立てようという人も多いのが現状です。そのため生命保険は保障内容をしっかりと把握したうえで、自分に合ったものかよく確認したうえで加入することが大切です。

◆生命保険には3つの種類がある

生命保険には「死亡保険」「生存保険」「生死混合保険」の3種類があり、それぞれ掛け金や保障内容などに大きな違いがある。

死亡保険
内容:被保険者の死亡時に保険金が支払われる。掛け捨ての要素が強いが、比較的掛け金が安い。
代表的な保険:定期保険 終身保険

生存保険
内容:満期まで生存した場合に保険金が支払われる。途中死亡は支払ったお金と同額程度が出る。
代表的な保険:個人年金保険

生死混合保険
内容:満期まで生存の場合は満期保険金、途中死亡では死亡保険金が支払われる。掛け金が高い。
代表的な保険:養老保険

◆知っ得!情報

養老保険の倍額保障
養老保険には2倍型、5倍型、10倍型などの保障プランがある。それぞれ満期保険金の2倍、5倍、10倍の死亡保険金となり、保障部分が手厚くなる。

■支払い終了後に死亡すると保障がゼロになる場合も

基本的に生命保険は死亡保障の支払われ方で「死亡保険」「生存保険」「生死混合保険」の3つに分かれます。

例えば死亡保険のひとつ「定期保険」の場合、支払いの途中で亡くなったときには保険金が支払われますが、支払い終わった後で死亡した場合は保険金がゼロになります。一方、満期まで生きていた場合に満期保険金が支払われる「養老保険」(生死混合保険)などもあり、保障の内容は、保険の種類によって大きく変わってきます。

下の表では3つの生命保険をくわしく比較しています。保険料や保障額、そして保証期間を考慮して、自分に合った保険を探してみてください。

◆3つの保険を比較してみよう

死亡保険の「定期保険」「終身保険」「養老保険」の3つについて毎月の保険料や支払期間、支払いの条件を比較してみよう。

例)30歳男性の場合

定期保険
毎月の保険料:2,170円
保険料支払い期間:10年間
保障期間:10年間
死亡保障:1,000万円
満期金:なし
もらえる金額:途中死亡で1,000万円を保障。払い込み終了後はゼロ。
メリット:保険料がほかと比べ一番安い。また、シンプルでしくみがわかりやすい。
デメリット:解約返戻金は保険期間中にわずかにあるだけで期間終了時は0円に。

終身保険
毎月の保険料:2万1,130円
保険料支払い期間:30年間
保障期間:一生
死亡保障:1,000万円
満期金:なし
もらえる金額:払い込み終了後も生涯1,000万円の死亡保障が続く。
メリット:払い込みが終わっても一生涯保障が続く。比較的貯蓄性が高い。
デメリット:中途解約してしまうと支払った額より解約返戻金が少なくなる。

養老保険
毎月の保険料:2万6,380円
保険料支払い期間:30年間
保障期間:30年間
死亡保障:1,000万円
満期金:1,000万円
もらえる金額:満期でも途中死亡でも、ともに1,000万円が支払われる。
メリット:満期保険金を受け取ることができ、しかも死亡保障がついている。
デメリット:同じ保険金額の保障の定期保険や終身保険と比べ、保険料が高い。

◆役立つミニ情報

定期タイプと終身タイプを使い分ける
定期タイプは安い保険料で高額な保障が受けられるため、子育て期間の死亡保険などに向いている。一方終身タイプは一生涯保障が続くため、医療保険やがん保険などに向いているといえる。

(※本記事は『必ず知っておきたいお金の貯め方・使い方(2016年10月20日発行/岡崎充輝監修/西東社)より抜粋して制作しています)

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最終更新:6/23(金) 17:50
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