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イージス艦死者に沖縄県系人 母親「原因調べて」

6/23(金) 12:47配信

琉球新報

 【ワシントン=座波幸代本紙特派員】静岡県・伊豆半島沖で米海軍イージス駆逐艦フィッツジェラルドとコンテナ船が衝突した事故で、亡くなった7人の乗組員の1人、三等兵曹シンゴ・アレクサンダー・ダグラスさん(25)は県系人だったことが分かった。母律子さん(54)=豊見城市出身、カリフォルニア州在住=は21日、本紙の取材に「シンゴは日本、沖縄が大好きだった。捜索に当たった海上保安本部や日本の皆さんに感謝したい」と話した。

 父ステファンさん(54)は元海兵隊員で、シンゴさんは沖縄と米国を行き来しながら育ち、沖縄の祖父母やいとこたちとも楽しく過ごしていた。高校はクバサキ・ハイスクールで3年間を過ごし、テニス部の盛り上げ役だったという。サンディエゴに戻った後、2014年に海軍に入隊した。

 気さくで日本人や沖縄出身の友人も多かったシンゴさん。事故に遭う前、沖縄に帰る予定などでやりとりしていた律子さんは「日本各地を回ってとても楽しんでいる様子だった。離れて暮らしていても便りがないのが元気の証拠だと思っていたのに、まだ現実のことと思えない。なぜこんなことが起こったのか、事故の原因をきちんと調べてほしい」と声を詰まらせた。

琉球新報社

最終更新:6/23(金) 12:55
琉球新報