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楽天・梨田監督、西本さんの悲願を…「2番ペゲーロ」はケガの功名?舞台裏を明かす

6/23(金) 11:00配信

デイリースポーツ

 楽天・梨田昌孝監督(63)が22日、デイリースポーツのインタビューに応じた。現在40勝20敗、貯金20でパ・リーグ首位を堅持。リーグ戦再開を迎えるにあたり、今季のターニングポイントを振り返りながら、チーム4年ぶり、自身は指揮を執る3球団目で初となる日本一奪取を誓った。

  ◇  ◇

 -リーグ戦が再開する。

 「新たな気持ちで臨みたいね。多少相手のローテとか、大谷が復帰するとかは気になるけど。こっちは茂木がいないし、とか考えるとね。茂木の代わりはいない」

 -交流戦を10勝8敗の貯金2で終えた。

 「茂木が最後に故障で離脱したというのがね。打率もホームランも一番に近いくらいの成績を残していたから当然痛いけど、その中で藤平も投げたし、安楽も投げたし、良いことも多少あった。正直、(交流戦の)優勝を目指してみんなでやろうと言っていたけど。ホークスが12勝6敗で、うちが10勝8敗。そんなに差はないけど、ヤクルト、DeNAに1勝2敗でね。まあ、貯金2つできたことは良いことかな」

 -首位を堅持して貯金20。想定内か。

 「いやいや想定外。良い方のね。シーズン1週間前で開幕の岸がインフルエンザ、2戦目の安楽が肉離れ。3戦目の美馬が繰り上げ繰り上げで開幕。3連勝どころか下手したら3つやられると思ったくらい。でも、そこで知恵というかね。茂木の1番は決めていたけど、2、3、4番と外国人を続けようと。点取らな勝てんよ、という発想に切り替わった。銀次を二塁で使おうとかね。開幕から開き直れた。逆にケガの功名というか、良かったのかもしれない。やっぱりやる以上は勝ちたいし、負けるケンカはしたくない。ならば良いバッターを並べようと。それがハマった」

 -岸の離脱がなければ、あの打順はなかったのか。

 「その可能性はある。どっかで(2番から外国人トリオの打線を)使おうと思っていたけど」

 -就任2年目。近鉄、日本ハムで2年目にリーグ優勝。自身も期待感はあるか。

 「まず自分がだまされようというね。これまで2年目に勝ってるというのもあるし、『だまされたと思って付いてこい』と。開幕の日、京セラドームの食堂でみんなに言った。今のところ、だまされて付いてきてくれているけど(笑)」

 -今後のキーマンは。

 「野手でいったら本当は茂木だったんだけどね(右肘を痛め約2週間離脱の見込み)。茂木の早期復帰。焦らすわけじゃないけど、そこがすごくカギになる。あと、故障者を出さない、これが1つのポイントになってくる」

 -ソフトバンクも追いかけてくる。

 「ホークスは故障者がいながら勝っているね。千賀、武田は戻ってくるし、デスパイネ、内川もいずれ戻ってくる。今、うちは茂木がちょっと離脱しているが、割と故障者が少ない方。ケガだけはさせないように1人に負担かけないようにやっている。これから6連戦続くからね。その辺のやり繰りが難しい」

 -移動ゲームで休ませたり。

 「そうだね。勝ちながらそうしていかないと。チームの勢いを考えると、連敗中にそれはできないし。前半は貯金もあってうまいことそういうことできたけど。チームの状態が2勝1敗ペースでいければいいが、なかなかそううまくいくか」

 -これまで、3球団をリーグ優勝に導いた監督は三原脩氏、西本幸雄氏、星野仙一氏。史上4人目として期待が高まる。

 「それは僕も意識している。まず3球団で監督させてもらえることもありがたいこと。できたら、当然のことながら優勝したい。そして、日本一というのは(近鉄時代の恩師の)西本幸雄さんからの悲願ですから。個人的にそういう思いもあるし、それに今、仙台がすごく盛り上がっている。選手も勝ちに飢えている。ファンの皆さんと一緒に戦って、一緒に歩んでいきたい。そう思います」

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