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薬草10種 試験栽培 磐梯町9月開始

6/23(金) 10:06配信

福島民報

 史跡慧日寺跡の薬師信仰に基づく「薬草の里づくり」を進める福島県磐梯町は2017(平成29)年度、オタネニンジンやアイなど薬草10種類の試験栽培に取り組む。町内に自生するリンドウなど4種類を加え、計14種類の栽培を推進する。22日、町役場で町薬草栽培研究会の総会を開き、決めた。 
 試験栽培するオタネニンジンは5年以上の栽培期間が必要だが高価格の取引が期待される。アイは染め物の原料として有望とされ、町内での藍染め体験などを想定している。 
 栽培品種は慶応大SFC研究所と連携して調査し、気候や栽培の容易性、栽培年数、取引価格などを踏まえ事業性を評価し選んだ。高低差などが異なる町内東部、中部、西部3カ所の試験ほ場で9月ごろ、試験栽培を始める。 
 栽培推進予定品種は次の通り。 
 ▽試験栽培品種=センキュウ、カノコソウ、オタネニンジン、カワラヨモギ、カミツレ、ハトムギ、シャクヤク、ミシマサイコ、アイ、トウキ▽自生品種など=コブシ、リンドウ、サンショウ、ドクダミ 

■今秋にも商品道の駅で発売
 磐梯町は今秋にも、町内に自生している薬草などを使った6次化商品を町内の道の駅ばんだいで発売する。 
 富山県の製薬企業に製造を委託し、カミツレやハトムギを使用したスキンクリームとシャクヤクやトウキなどを原料とした歯磨き粉を商品化する。 
 町内では「薬師米」として約30アールのほ場に薬草などを施肥し、県オリジナル米「里山のつぶ」を栽培する試みも行われている。 

福島民報社

最終更新:6/23(金) 10:21
福島民報