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【映像】IS象徴的モスクを爆破 アマク通信がビデオ公開

6/23(金) 11:53配信

AP通信

モスル、イラク、6月22日 (AP)― 過激派組織「イスラム国」(IS)は21日夜、イラク北部モスルの旧市街にある同国最後の拠点「ヌーリ・モスク」と斜塔を爆破した。この礼拝所は、先月のロシア軍による空爆で死亡したとされるISの最高指導者アブバクル・バグダディ容疑が2014年、「カリフ制国家」成立を宣言した象徴的な場所。

イスラム国系メディア「アマク通信」が22日、破壊されたヌーリ・モスクとされるビデオ映像を公表した。AP通信は映像の信憑性を検証できていない。

イラク国防省が礼拝所爆破を公表した後、ISはインターネット上で、モスクと斜塔は米軍の空爆によって破壊されたと声明を発表したが、米軍はこれを否定している。

有志連合の報道官ライアン・ディロン米陸軍大佐は、AP通信に対し、空中偵察でモスクの破壊は確認できたが、米軍の空爆の結果ではないと述べた。

イラク政府筋は、モスル旧市街の象徴的モスクの破壊は、ISの防衛線が崩れ始めたことを示しており、8か月前に発起した奪還作戦が大詰めに迫っていることを強調した。

モスクの尖塔はイスラム教原理主義の解釈と矛盾するという理由で、ISが2014年7月に破壊しようとしたが、これに反対するモスル市民が「人間の鎖」を作って破壊から防いだといわれている。

ISは、今回のモスクと斜塔の破壊の前にも、イラクとシリアで遺跡や文化遺産を次々に破壊してきた。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:6/23(金) 11:53
AP通信