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村田夏南子とTSUNEが公開練習!復帰戦を迎える村田と憧れの上田戦を控えたTSUNEが想いを語る!

6/23(金) 11:05配信

バトル・ニュース

 6月22日午後、都内渋谷区のリバーサルジム新宿Me,Weで、村田夏南子(フリー)とTSUNE(リバーサルジム新宿Me,We)が公開練習をおこなった。
 村田とTSUNEは、「PANCRSE 288」(7月2日、ディファ有明)で、それぞれクレア・フライヤー(GAMEBRED)、上田将勝(パラエストラ東京)と対戦する。

 村田は元DEEPライト&フェザー級王者・横田一則を、TSUNEは山崎剛をパートナーにミット打ちを披露。さらに村田とTSUNEが組みスパーリングを見せた。

 両者ともにコンディションは良さそうだ。
 村田は柔道からレスリングとレスリングがバックボーン。特にレスリングでは「東京五輪期待の星」と呼ばれたが、2016年、総合格闘技も始めRIZINに参戦。 その後、KOTC、Girls S-cup2016にも参戦、4連勝を挙げていたが、同年12月のRIZINで中井りん(パンクラス ヴィーナス)に1本負け。これを機にパンクラス修行が決まり、2017年4月に初参戦が予定されていたが、練習中のケガにより欠場。今回が仕切り直しとなる。
 練習を再開したのは1ヵ月ほど前から。今回はフライ級(52.2kg以下)での試合のため、減量も早めに始めているという。
ミット打ちではストレートやフック、アッパーなど打撃を磨いてきたことをアピール。ストライカー相手に打ち合う気概を見せた。

 一方、TSUNEは2015年よりパンクラスに参戦。ここまで4連勝。特に、2016年、馬場勇気を1Rわずか29秒でKOした試合は、ファンに強烈な印象を残している。現在、ランキング8位。今回の相手は2位の上田将勝だ。上田は2005年にプロデビュー。第5代修斗世界フェザー級王者であり、12年の長きに渡り活躍し、39歳の今も全く強さを失わない大ベテランだ。
 上田は憧れの選手と話すTSUNE。どう闘うか、期待が寄せられる。

村田夏南子
――ケガはいかがですか。
「全然、大丈夫です。練習で組み合っているときに、固いところにヒザをついて、2人の全体重がかかってしまって。左ヒザです。練習は1ヵ月くらい前に再開しました。休んでいる間は…長かったですね。何もできずにボーッとしていました(笑)。総合に転向してから、試合前にケガをするのは初めてで、ヤバイなと焦ったのと、相手に対しても申し訳ない気持ちで。あれ(昨年12月の中井りん戦)から試合をしていなくて…これは、今後も残ると思うんですけど、ケガで試合ができなかったという悔しい気持ちがあって。でも、練習のときに思い出して、自分の中で頑張ろうという原動力になりました。今は練習に集中できています。心配性なので、体重も早めに落としていて、あと3kgくらいです」

――女子格闘技に新しい波が来ていますが、そういう意味で、休んでいる間どんな気持ちでいましたか。
「嫉妬とかはないです。今の女子格闘技がどうだからという意味での焦りもありませんでした。自分は自分だと思っていますから。うん。“自分は自分”です」

――この半年の間に、どんなところを強化してきましたか。
「ウェイトとかじゃなくて、息を上げるトレーニングとかですね。あと寝技も打撃もやってきたつもりです。12月に中井選手に負けましたけど、あの負けで色々なことに気づかされました。今回は私の成長を見てほしいと思っています」

――相手の印象はいかがですか。
「ストライカー。そのままですね(笑)。相手はリーチが長くて、自分は短いので、考えて闘いたいと思います」

――どんな試合になりそうでしょうか。
「前に挨拶でパンクラスのケージに上がらせていただいたとき、広いなと思いました。でも、壁も使いたいですし、相手は打撃が得意なので、練習してきた打撃を出したい。打ち合ってみたいですね。打撃をもらっても前に出る気持ちを出していきたいです」

――今後の展望は?
「今回はパンクラスデビュー戦ですけど、自分が強くなるための通過点として考えています。中井選手が今何をしているのかわかりませんが、再戦できるように頑張りたいです。まず、今回の試合で、自分の成長ぶりを見てほしいです」

――10月から女子のトーナメントが始まりますが…
「49kgですよね。体重が落ちないと思います(笑)」


TSUNE
――現在のコンディションはいかがですか。
「少し疲れていますが、調子はいいです」

――今回、ビッグネームとの対戦です。決まったときの心境は?
「早朝にメールでオファーをいただいたんですけど、目が覚めました(笑)。興奮しましたね。上田選手といえば、僕は格闘技を始めたときに、もう修斗のチャンピオンで、ずっと見て来た憧れの選手なので」

――今はどんな印象がありますか?
「今も変わっていないですね。自分の出せるものが全部通用するかはわかりませんけど、出せるだけの練習はしてきました。上田選手相手にどこまで出来るか早く試したいです。上田選手は、スクランブルで組んでから勝ってきていますよね。今回の試合でも、そこがポイントになると思うので、対応はしっかりやっています。教の公開練習みたいに、レスリングをやってきた選手にも練習してもらったので、いろいろ教わっています」

――4連勝中と波に乗っています。
「自分がやってきたことが形になってきたなと感じています。(上田との対戦は)ちょうどいいタイミングだと思います。どれだけ攻められるか楽しみです」

――TSUNE選手といえば、やはり馬場勇気戦でのKO勝ちが鮮烈です。
「あの試合も、狙っていたわけではないんです。狙い過ぎると良くないので。ただ、しっかり出せるようには練習してきました。当たればKOできると思います。ただ、あまりいろんなことをやり過ぎても対応できない。そんなに器用じゃないので。対応できるところをしっかりやっています。打撃をしっかり出して、相手のタックルをしっかり切って、効かせていけたらと思っています」

――現在のパンクラス・バンタム級戦線については、どう思っていますか。
「上を見たらキリがないので。とりあえず、この試合に勝ってから考えます。まずは目の前です」

 「強くなりたい」という大きな夢ではちきれんばかりの村田、そして、積み重ねてきたものを憧れの選手にぶつけたいというTSUNE。果たして当日、どんな試合を見せてくれるか。

(写真・文/佐佐木 澪)