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トヨタ、ル・マン24時間の”偽マーシャル”事件で謝罪を受け入れる「もう終わったことだ」

6/23(金) 8:38配信

motorsport.com 日本版

 TOYOTA GAZOO Racingは、ル・マン24時間レースにおける”偽マーシャル”事件について、謝罪を受け入れたことを発表した。

【リザルト】2017年ル・マン24時間レース

 先日行われたル・マン24時間レースで、小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ステファン・サラザン組がドライブする7号車トヨタTS050ハイブリッドは、快調にリードを築いていた。

 深夜時間帯、7号車トヨタは小林可夢偉がドライブしていた際、セーフティカーラン中にピットインを行った。しかしピットアウト時、ピットレーン出口のシグナルが赤だったため停止。コース上のマシンが通過するのを待つこととなった。この時”偽マーシャル”が登場し、小林に対してサムアップ。小林はこれを”発進可”の指示だと勘違いし、スタートしてしまった。ピット側はこれが誤りであると確認し、小林に停止を指示。この一連の動作によりクラッチが必要以上に過熱し、クラッチトラブルに繋がったと言われる。結局、このセーフティカーランが解除された際に7号車は加速することができず、リタイアすることとなった。

 この偽マーシャルは、アルガルヴェ・プロ・レーシングのビンセント・キャピラリーだと確認されており、キャピラリー本人は「小林を励ましたかっただけだ」「今思えば行動は不適切だった。後悔している」と弁解。レースのスチュワードも、この行動を問題視し、キャピラリーに罰金を科している。

 そしてトヨタは22日、キャピラリーからの謝罪を受け入れたことを発表した。

「TOYOTA GAZOO Racingは、ビンセント・キャピラリーから、ル・マン24時間レースにおける彼の行動について、謝罪を受けたことを確認する」

「我々は彼の謝罪を受け入れ、彼のジェスチャーが7号車に悪影響を及ぼすことを意図していなかったことを認めている」

「我々はビンセントと良好な関係を維持しており、問題はすでに終了したと考えている」