ここから本文です

1~3月の世界銅需給、16万4000トンの供給過剰

6/23(金) 6:02配信

鉄鋼新聞

 国際銅研究会(ICSG)がまとめた1~3月の世界銅地金需給バランスは、16万4千トンの供給過剰となった。前年同期は1万2千トンの供給不足。供給量は前年同期並みだったが、最大消費国である中国の見掛け消費が同比6・5%減と落ち込んだため、余剰バランスとなった。

 1~3月の銅地金需給は、供給量が576万8千トンで前年同期比0・2%増、需要が560万4千トンで同比2・8%減。供給では世界2位の供給国であるチリが同比18%減となったほか、日本、米国も前年同期を下回った。一方、二次原料の利用拡大などで中国が同比7%増と増加したほか、SX―EWの能力拡張などでメキシコが同比12%増となり、全体では微増となった。地域別ではアジアが同比5%増、アフリカが同比2%増、欧州が同比2%増、米州が同比12%減、オセアニアが同比5%減だった。
 需要では、中国を除いた世界全体の消費量が同比1%増となったが、中国の見掛け消費が減少したため、全体では前年同期を下回った。中国以外の主要消費国ではインド、日本、台湾が増加したが、米国、ドイツは減少した。地域別ではアフリカが同比1%減、アジアが同比3%減(中国以外のアジア合計では同比7%増)、米州が同比1%減、欧州が同比5%減だった。
 3月単月では、供給量が201万1千トン、需要が201万6千トンで、5千トンの供給不足。単月ベースでは4カ月ぶりの供給不足だった。

最終更新:6/23(金) 6:02
鉄鋼新聞