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日本一土俵の多い島 「奄美の相撲読本」刊行 島おこしプロジェクト

6/23(金) 12:05配信

南海日日新聞

 鹿児島県の奄美群島の集落行事で欠かせない相撲の歴史や魅力を伝える「奄美の相撲読本―日本一土俵の多い島奄美」がこのほど刊行された。制作したNPO法人奄美島おこしプロジェクトの伊波興一郎理事長は22日、奄美市名瀬の大島支庁記者クラブで会見し、「奄美の文化と相撲は祭事を通して独特の形をつくってきた。子どもたちに古里の魅力を知ってもらい、奄美の相撲を盛り上げたい」と話した。
 冊子はB5判、76ページ。4章立てで、前半は奄美の相撲について、沖縄や県本土との違いや歴史を解説している。第1章では、奄美群島の各集落で五穀豊穣などを祈願して秋に行われる祭事「豊年祭」と奉納相撲の様子を、写真を多用し分かりやすく伝えた。
 後半では「もっと知りたい日本の相撲」をテーマに、土俵作法や基礎知識をまとめた。決まり手82手と禁じ手をイラストで網羅したほか、大相撲で活躍する奄美出身力士も紹介している。
 冊子は2016年度の県地域貢献サポート事業と、奄美市紡ぐきょらの郷づくり事業を活用し、800冊発行した。奄美大島5市町村の小中学校や図書館、歴史民俗資料館、公民館などへ寄贈する。

南海日日新聞社

最終更新:6/23(金) 12:05
南海日日新聞