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7700万円支払いで和解 筋腫手術後、寝たきりに 船橋市立医療センター

6/23(金) 10:42配信

千葉日報オンライン

 千葉県船橋市は22日、市立医療センターで2015年、子宮筋腫摘出と卵巣部分切除の手術を受けた同市の女性(35)が、心肺停止による低酸素性脳症で寝たきりになる医療事故があったと発表した。市が過失を認め、約7千7百万円を賠償することで和解が成立した。

 女性は同年5月1日に手術を受け、手術室から病室へ戻った際に心肺停止状態となり心肺蘇生措置を受けたが、後遺症による低酸素性脳症と診断された。女性は家族の呼び掛けに反応するものの、現在も寝たきりの状態が続き同センターに入院している。

 院外医療関係者らによる医療事故調査委員会は、同年8月に報告書を取りまとめた。報告書は「手術は問題なく行われたが、心肺停止の原因は特定できず、心肺蘇生の際に気道確保を優先したため迅速な胸骨圧迫の開始が遅れた」と指摘。その後、センター側と女性の家族との間で示談交渉が進められていた。

 22日の会見で同センターの丸山尚嗣院長は「患者、家族に深くおわび申し上げる。今後このようなことを二度と起こさないよう再発防止に努める」と謝罪した。

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