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フォアグラ軍艦など人気、肉寿司&焼肉寿司が県内初出店 おすすめは

6/23(金) 10:30配信

埼玉新聞

 飲食店の経営や内装工事を手掛けるスパイスワークス(東京都台東区)は今月、埼玉県さいたま市大宮区仲町1丁目の大宮南銀座内に「肉寿司」と「焼肉寿司」を同時オープンした。肉寿司は全国で25店舗目、焼肉寿司は5店舗目となり、いずれも埼玉では初出店。1棟に2店が入居するスタイルは同社初となる。

■肉を寿司で味わう

 肉寿司はその名の通り、肉をネタにした寿司。一部の高級焼肉店で締めのメニューなどとして提供されていたが、同社が2010年に日本初の肉寿司専門店「肉寿司」を出店し、全国展開している。同店では馬肉をはじめ、牛肉や豚肉、鶏肉など、さまざまな種類の肉寿司が味わえる。

 おすすめは「名物!!さしとろ」(税込880円)。酢飯を覆い隠す、手の平サイズの国産牛リブロースを、店員がその場であぶってくれる。見た目も味も楽しめる一品だ。

■焼肉の進化系  

 「焼肉寿司」は、焼いた肉をネタにした寿司や焼肉を提供。同社が「肉寿司が焼肉業態をするなら?」という視点で作った“焼肉の進化系”とも言える業態で、今年2月から展開している。

 おすすめの「焼肉握り」は肉をさっと焼き、それぞれのネタに合った特製のシャリに乗せて、もろみ醤油をたらして食する。牛肉の希少部位である「かいのみ」(税込330円)や、あぶったフォアグラをぜいたくに使った「フォアグラ軍艦」(同320円)などが人気。特別な製法で低温調理された和牛の「肉刺し」も看板メニューの一つだ。

■もっと焼肉面白く

 スパイスワークスの下遠野亘社長(42)はデザイン系の専門学校を卒業後、デザイン事務所に就職した。飲食店の設計を手掛けるも、勉強不足を痛感。自らコックとなって飲食店で働き、業界や現場の状況を学んだ。海外でも修行を積み、30歳で独立してデザイン会社を立ち上げた。

 飲食店への参入は、馬肉業者の「地方で昔から食されてきた馬肉は、過疎化とともに廃れている。広く知ってもらいたい」という思いに賛同したから。05年10月にモデルルームを兼ねて馬肉専門店「仕事馬」を開業した。その後、日本人に馴染みのある寿司で馬肉を広めようと、「肉寿司」を考案。今では全国に31業態85店舗を展開するほか、飲食店の内装工事を多数手掛けている。

 下遠野社長は「マイナーな食材をメジャーにしたり、陳腐化した業態を再生・復興するなど、飲食業界で社会的に意味あることを創出するのが当社の使命。埼玉の皆さんにも、肉寿司や焼肉寿司を存分に楽しんでいただければ幸い。今後はもっと焼肉を面白くしたい」と笑顔。地域活性化に向け、持ち前の“馬力”を遺憾なく発揮する考えだ。

 予約・問い合わせは「大宮 肉寿司」(1階=電話048・856・9651)、「大宮 焼肉寿司」(2階=電話048・783・2800)へ。

最終更新:6/23(金) 10:30
埼玉新聞