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バルサの本命は誰?=獲得が噂されるブラジル人ミッドフィールダー

6/23(金) 7:29配信

ニッケイ新聞

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」23日付け)



 サッカー・サイト「ゴール」とフォックス・スポーツが報じるところによると、バルセロナFCは現在、2人のミッドフィールダー、パウリーニョ(広州恒大)とルーカス・リマ(サントス)と入団に向けた交渉を行っているという。


 それによると、より現実味があるのは、ボランチを守るパウリーニョの方だという。それは、バルサが今季、ブスケツとラキチッチが不調で、若手のアンドレ・ゴメスにもまだ不安があるためだ。同チームは当初、イタリア代表の中心選手でもあるマルコ・ヴェラッティ(PSG)の獲得を希望していたが、それが成立しない場合に備え、パウリーニョに白羽の矢を立てているという。

 パウリーニョは2013年にコリンチャンスから期待されてイングランドのトッテナムに移籍したが絶不調に陥り、中国の広州恒大に移籍した。だが、チッチ監督のセレソンにレギュラーで抜擢されると、W杯南米予選でハットトリックを決めて華やかに復活し、中国リーグでも絶好調だ。今や、セレソンにはなくてはならない存在にまでなっている。


 ただ、パウリーニョ本人は残留を希望しているとも言われている。その背景には、かつてトッテナムで失敗したことや、好調なところを移籍で調子を崩して来年のW杯に響くことへの懸念もあるかもしれない。

 もうひとりの選手はルーカス・リマだ。リマは14年のシーズン後半から大型トップ下のプレイヤーとして注目され、15年にはセレソンに呼ばれた。W杯の南米予選では先発出場もするようになり、注目を集めていたが、16年のシーズンはあまり良くなく、セレソンで召集されてもベンチを温めることが多くなっていた。


 それでもリマがバルセロナとつながりを持ちえているのは、代理人がネイマールの父親であることと、ネイマールと同じサントスの選手だからだ。ネイマール自身も昨年の今頃、バルサ側にリマを推薦しており、ディレクターもブラジルまでプレーを見に来た。リマ自身も、ヨーロッパでのプレーをかねてから強く希望している。

 ただ、元々、バルサ側が獲得を希望していたブラジル人選手はフィリペ・コウチーニョ(リバプール)だった。コウチーニョは現在、セレソンでも右のウィングのレギュラーで活躍中だが、自らがゲームメーカーをつとめるリバプールでは今季、自己最多の13得点を決めるなど絶好調で、バルサへの移籍も有力視されていた。彼はネイマールの同期で、ユース時代からの親友でもある。

 ただ、5月までは多かったコウチーニョのバルサ移籍の噂が、なぜかトーンダウンして、現在はパウリーニョとリマの交渉となっているため、驚かれてもいる。(21日付ヴェージャ誌サイトなどより)

最終更新:6/23(金) 7:29
ニッケイ新聞