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ボリビア氷河を救え、学者チームが氷河標本を採取

6/23(金) 16:17配信

ロイター

 地球温暖化で急速に融解が進むアンデス山脈の氷河が消失する前に、氷の標本を採集して南極保存、環境の歴史を研究しようというプロジェクトが進行している。
 「アイスメモリー・プロジェクト」には世界各国から15人の氷河学者が参加。アンデス山脈のイリマニ山の氷河を130メートル掘り下げて、75の標本を採集した。これを南極にあるフランス・イタリア共同観測基地「コンコルディア」に保存するため、地元のガイドやポーターの助けで麓まで運んだ。
 プロジェクトではアルプスのモンブランやロシア、ネパールでも同様の標本採集を行う予定だ。
 イリマニでは過去18年間で気温が0.7度上昇しており、氷河は予想を遥かに上回る速度で融解している。融解が進み、氷河が消失する結果、真水の資源が枯渇し、雪崩の危険性が増すことになる。

(ボリビア、ラパス、6月22日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:6/23(金) 16:17
ロイター