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自衛隊式の頑丈な土嚢積み 由良川で水防訓練

6/23(金) 14:02配信

両丹日日新聞

 陸上自衛隊福知山駐屯地第7普通科連隊(飯島達也連隊長)の水防訓練が22日、京都府福知山市猪崎の由良川河川敷であった。若手を中心に隊員150人が参加して、頑丈な陸自流の土嚢(どのう)積みや救助活動で使うゴムボート操作などをした。

 南海トラフ地震を想定した自衛隊全体の統合防災演習の一環。福知山は3年前の8月豪雨で市街地が冠水し、福知山駐屯地からも救助活動などに出動した。また、全国的にも2年前の関東・東北豪雨などの災害が続いており、訓練で水防能力の底上げを図った。

 土嚢袋は砂を詰めて重さ約20キロのものをつくる。大きすぎても小さすぎてもよくないことから、設置は実践経験の少ない若手を中心に行い、先輩隊員たちが指導で目を光らせた。

 陸自流の土嚢は、たたいて固めながらの千鳥積みが基本的な作り方。袋の縫い目の位置や全体のバランスに気を付けながら組み上げ、土嚢の裏や隙間に砂を詰めて完成した。実際は鉄杭を打ち込んで耐久力を更に高める。

 ゴムボートは、普段は管理部隊以外が使うことはほとんどなく、音無瀬橋上流で訓練参加の隊員が次々に乗り込んでオールをこぎ、コツをつかんだ。

 このほか、大阪府八尾市の陸自八尾駐屯地の第3飛行隊ヘリコプターが中州に取り残された人の救出などもした。

 飯島連隊長は「土嚢は最初にしっかりしたものを作っておかないと、もしほころびが出た時により多くの対応が必要になります。正しい作業を再確認できました」と話していた。

両丹日日新聞社

最終更新:6/23(金) 14:02
両丹日日新聞