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カナダGPでのサインツの動きに批判集中。マッサ「グロージャンの”出場停止”クラッシュと同じくらい危険」

6/23(金) 13:15配信

motorsport.com 日本版

 ウイリアムズのフェリペ・マッサは、カナダGPをオープニングラップのクラッシュによるリタイアで終えた。彼は、その引き金となったカルロス・サインツJr.(トロロッソ)の動きを、当時ロータスにいたロマン・グロージャンが出場停止処分を科された、2012年のベルギーGPを引き合いに出して批判している。

【写真】弾き飛ばされたハミルトンが、小林可夢偉のマシンに乗り上げた瞬間(2012年ベルギーGP)

 カナダGPの1周目、サインツJr.がハースのグロージャンと接触。コントロールを失ったサインツJr.のマシンは、前方にいたマッサのマシンとクラッシュし、両者リタイアとなった。

 この件についてサインツJr.は、グロージャンがサイドミラーの死角にいたと主張したものの、アゼルバイジャンGPで3グリッド降格のペナルティを科せられている。

 しかしマッサは、この処分が軽すぎると考えているようだ。彼は、2012年のベルギーGPでグロージャンがスタート時に大クラッシュを引き起こし、1戦の出場停止処分を科せられた件を例に挙げた。

 グロージャンは、スタートでルイス・ハミルトン(当時マクラーレン・メルセデス)に幅寄せし接触、それが引き金となって自身を含め4台がリタイアし、ザウバーの小林可夢偉も予選2番グリッドから1周目で最後尾に落ちるダメージを負ってしまったのだ。

 マッサは、FIAのスチュワードは”それと同じくらい強く”、サインツJr.を罰するべきだったと主張した。

「クラッシュのリプレイを見て、サインツのスタートを残念に思った。彼がやったことは、グロージャンがやったことと、そう変わらないと思ったからだ。なのに、彼は3グリッドペナルティしか受けていない」

「僕は以前の件を覚えている。グロージャンは少し危険すぎる動きをしたから、スチュワードは1戦彼に”お留守番”を命じたんだ。それと似ている。僕は、今回も同じように重い処分をする必要があったんじゃないかと思う」

「(カナダでは)幸運にも”何も”起こらなかったが、大きなアクシデントになった可能性はある。もしその可能性があるなら、結果そうならなかったとしても、正しいことじゃない」

「非常に多くのドライバーたちが、ちょっとしたことで3グリッドペナルティを受けたのを見てきた。そして、それよりも大幅に危険なことをしたのに、同じペナルティだ。一貫性がない」

 マッサは、サインツJr.が後方を見るサイドミラーに大きな問題があるというサインツJr.の主張について、「ミラーは問題だ。そして、もし見えなければ変更する必要がある」と語った。

「僕は、FIAは調査をするべきだと思う。もし誰かが正しく後方を見ることができないとしたら、そんなミラーでレースをすることなんてできない。ミラーを変更する必要がある。ミラーは、マシンの安全性と同じくらい重要なモノだ」

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